保護色の虫たちを探す疑似体験③ 特別編
第3回目の虫を探す疑似体験は、
このブログで何回も登場した虫たちです。
前回と同様に、虫の名前は伏せてありますので、
何処にどんな虫がいるのかをお楽しみください。
⇒ハッキリ言って、かなり難しいので、
そんな虫を探す気がない方は、
今回は、さりげなくスルーしてください。
もし写真の中に、虫を発見できれば、
あなたは、重症の虫マニアです。
・・・
⑨ 今はもう秋・・・
2013年10月10日 十和田湖・青森
⑩ 静けさの中の・・・
2011年8月5日 白岩森林公園・青森
⑪ 忍法雲隠れ・・・
2013年9月4日 志賀坊森林公園・青森
⑫ 私を探して・・・
2012年10月10日 白岩森林公園・青森
すぐに、分かりましたか?
・・・・・以下、回答です・・・・
⇒ブログ残り容量の関係で、
見にくいですが、ひとつにまとめました。
⑨ キエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
実は、飛行中のツノカメの仲間が目で追いながら、
止まった付近を探していたら、偶然見つけた。
他に何枚か写真を撮って、帰宅後に、
キエグリシャチホコと同定したもので、
予想どおり、年1化で秋の発生のようだ。
⇒これだけ、枯れ葉に似せているので、
ある程度静止場所も意識している?
⑩ ニイニイゼミ(セミ科)
ニイニイゼミの翅の模様が、これほど、
樹皮の模様そっくりだったとは知らなかった。
誰にも見つからない自信があるのか、
または、動いたら見つかると思っているのか、
カメラの前、数10cmの目の高さにいるのだ。
⇒他のセミの仲間では、おそらく、
こんなに近づくことは出来ないだろう。
⑪ エゾシロシタバ(ヤガ科)
この子も、見事なまでに、樹皮の模様そっくりである。
下向きに静止しているのも効果的かも?
樹木の幹は、飛翔する虫たちの静止場所として最適であるが、
我々人間のすぐ眼の前でも、慎重に探せば見つかる。
⇒でも、実際には、かなり多くの虫たちが、
目の前に、樹皮にさりげなく静止しており、
私や捕食者に見つかることがないだけなのだろう。
⑫ ハイイロセダカモクメ幼虫(ヤガ科)
ヨモギの花穂の写真を見て、真っ先に、
この子の姿を思い浮かべた人に対して、
今更、何のコメントも必要ないでしょう。
そうでなかった人は、以下のページに、
クイズ形式で掲載していますので、是非ご覧ください。
ちょっとだけ不思議な昆虫の世界が広がります。
【ハセモを探せ! ハイイロセダカモクメ幼虫】
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20121009/1/
【ハセモを探せ【上級編】 ハイイロセダカモクメ幼虫】
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20121012/1/