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この光景を、最初に見たときは、かなりのインパクトだったが、
確かに、果実のように見えなくもないが、
6月下旬~7月上旬に羽化した有翅胎生虫は、 ⇒だから、今回(7月後半)の写真の大集団は、
ササ・タケ類に移動したしたアブラムシは、 ⇒この時期には、身体に白い綿毛が付いて、 もちろん、テレビでも紹介されるほど有名なのは、
見た目の雰囲気は、確かに「ハルニレフクロフシ」に似ている。 例によって「北海道の虫えい図鑑」を見ると、 また、薄葉先生の虫こぶハンドブックの写真も、 ⇒この時期には、赤褐色になっていても、
この写真に写っている数ヶ所の虫えいは、 ⇒もしかすると、アブラムシ脱出後に、
こんな感じで、アブラムシ類の一部は、 しかし、多くのアブラムシ類は、そのまま葉裏などに、 ⇒このような一部のアブラムシだけが、 虫えい(=ゴール、虫こぶ)というのは、 その肥大した組織の中で生活する虫たちには、
元々は、植物側の防御反応だったのだろう? それが、いつの間にか、虫たちにとっては、
【注】ネット情報では、ケヤキヒトスジワタムシの一次寄生種は、 ということは、本種がハルニレに寄生することもあるようで、
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植物と虫たちの複雑な相互関係の中でも、 ほとんどの場合は、虫たちが、 しかも、その反応の結果が多種多彩で、
【不思議な虫えい⑤ ヌルデの葉っぱ】
ただ、今回紹介する「虫えい」も、
赤、ピンク、黄色、うす緑色の粒々が、
でも、葉っぱがハンノキではなさそうだ。
さらに、いつもの「北海道の虫えい」のページを見ると、 ⇒形成者は、フシダニの1種で、
葉っぱの裏は、こんな感じで、
ネット情報によると、日本には、 ⇒写真で見る限り、その4種の中で、
すぐ近くの木に、「ヤマハンノキ」という立派な看板があって、
写真で見る限り、ハンノキとケヤマハンノキは、 ケヤマハンノキは、ヤマハンノキに含まれるのか? でも、看板には、マルバハンノキの別名と書かれている。
別のネット情報では、 ただ、ここにも、別名とされるマルバハンノキの名前もなく、 ヤマハンノキ Alnus hirsuta Turcz. ex Rupr., 1857
・・・と言う訳で、現時点では、
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偶然出会った虫たちの生態写真を撮るだけである。
そんな「ありきたりの前振り」の後で、
お気に入りの場所、だんぶり池で見つけた。 うすピンク色の不気味な塊の表面には、
後でネット検索すると、どうやらキイチゴハケフシのようだ。 ネット上の「北海道の虫えい図鑑」には、 ⇒当該ページの説明文には、形成者は、
今度は、長野のお気に入りの場所、十石峠の林道で、 一瞬、何が起こっているのか分からなかった。 ⇒少なくとも、最初に見つけたときには、
ただ、葉っぱの形状から、青森か長野、
こちらは、それから3日後に岩手県で撮った写真で、 葉っぱの感じも、モミジイチゴではなさそうだ。 ⇒軽く調べたネット情報では、
虫えいの基本的な命名のルール(?)法では、
【不思議な虫えい④ バラハタマフシ(?)】 ⇒当該ページの本文及び【注】の中に書いたように、
【注1】モミジイチゴの分布は、北海道・本州の中部以北とされ、
【注2】葉っぱに切れ込みがないクサイチゴという種があるが、 ただ、北海道のクマイチゴハケフシの例にもあるように、 |
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比較的良く整備された松本市内の公園で、
こんな感じで、沢山あるハルニレの木のうち、 このピンク色は、まるで花が咲いているような雰囲気だ。
近づいてみると、ほとんどすべての葉っぱに、
だからこれほどの集中分布をしても、
形成者は、オカボノクロアブラムシということで、
薄葉先生【注】の「虫こぶハンドブック」によると、 そして、秋に、二次寄生上で産性虫を生じ、
ネット情報では、街路樹などで、多発することが知られている。 そんなときには、晩秋にハルニレのまわりを、膨大な数の成虫が飛び、
【注】高校時代の恩師である薄葉先生が、 数年前から、いつもの楽しい年賀状が届かなくなり、
心からご冥福をお祈りいたします。
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