ハチに擬態する蛾
はじめまして、Sally Genak です。
さりげなく、ブログ開始しました。
これからもよろしくお願いいたします。
ハチに擬態する蛾は、よく知られている。
その中でも、有名なのは、やはり「オオスカシバ」だろう。
遠くに飛んでいるのを見かけると、知らない人はハチかなと思うかもしれない。
【オオスカシバ】2004年7月3日愛媛・石鎚山
その他に「カノコガ」の仲間も、ハチのように見えることがある。
まあ所詮、ハチに擬態する蛾って、こんなもんかと思ってしまう。
【カノコガ】2010年09月09日青森・弘前市
ところが、下の写真の「セスジスカシバ」は、
我々の予想の斜め上に、さりげなくいる。
これは、ちょっと見ても、良く見ても、どう見てもハチである。
家に帰ってから、パソコンで写真をよく見ると、
体中が細かい毛で覆われているが・・・・・・
【セスジスカシバ】2010年09月08日青森・白岩森林公園
下の本物のハチともう一度、見比べてほしい。
【キボシアシナガバチ】2010年08月25日青森・弘前市
何故、こんなにもそっくりな形態になったのか?
ここまで似ていれば、ハチを食わない捕食者(鳥やカエル?)は、
多分騙されるだろう。
これは、突然変異と自然淘汰だけで、説明がつくのか?
多分、説明がつくと思うけど・・・・
ところで、
この「セスジスカシバ」という何事もなかったような和名を最初に使用した人は、
いったい何を考えていたのか、不思議に思ってしまう。
背中に筋のあるスカシバの仲間には間違いないのだろうが、
もうちょっとこの虫の努力に敬意を表した名前でもよかったのかなと思う。
図鑑を見ると近縁の種はいないようだし・・・・・
追記【2016年1月14日】
セスジスカシバの詳細な擬態の秘密がわかりました。
ぜひ、以下のページをご覧ください。
(タイトル青字をクリックしてください)
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そこまでやるか? セスジスカシバの擬態!!