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  • 2017.07
虫たちの親子-44 クサギカメムシ


今回のクサギカメムシは、日本のほぼ全土に分布し、
果樹や豆類の害虫としても、古くから知られている。

さらに、成虫が越冬の際に、人家に入り込むことがあり、
悪臭を出す性質もあって、衛生害虫としても有名だ。


だから、虫マニアでない人も、
クサギカメムシのことを知っていて、
多分「臭いカメムシの代名詞」になっている・・・?


 ⇒だんぶり池の林道で、出会った人たちに、
  「何で、あんな臭い虫が好きなの?」
  と声を掛けられることが、たまにある。

  多分、その人たちの頭の中は、
  【カメムシ=クサギカメムシ】
  である可能性が高いようだ。

 

 

 


まずは、見かけることが少ない幼虫から・・・

 

 

 


クサギカメムシ終齢幼虫(カメムシ科)

2010年8月6日 座頭石・青森

同じような雰囲気の幼虫が続くが、
この子は、間違いなくクサギカメ幼虫である。

 ⇒触角の先端付近の模様や、
  前胸背板の側角付近の白色部に、
  鋭いドケがあるので識別可能である。

 

 

 


クサギカメムシ4齢幼虫(カメムシ科)

2010年8月12日 だんぶり池・青森

こちらは、4齢幼虫だと思う。

やはり、周辺部分の鋭い突起が、特徴である。


だんぶり池では、成虫を頻繁に見かけるのだが、
幼虫に出会うことは、少ないような気がする。


 ⇒本州中部では、年一化性なので、
  幼虫が見られる時期が、初夏の頃だけなのも、
  大きな理由かもしれない。

 

 

 


クサギカメムシ3齢幼虫(カメムシ科)

2015年7月27日 だんぶり池・青森

こちらは、多分3齢幼虫だと思う。

クサギカメムシは、50種類以上の植物から、
成虫と幼虫が見いだされている。

ただ、1種類の植物だけを餌として飼育しても、
孵化幼虫から新成虫にまで発育し、
交尾・産卵するとは限らない【注】


 ⇒果樹害虫とされる多くのカメムシは、
  その時点での最適な餌を選んで、
  次々に寄主植物を変えていくのだ。

 

 

 


・・・成虫(親)は?

 

 

 

クサギカメムシ成虫(カメムシ科)

2015年7月27日 だんぶり池・青森

絶対的な普通種(害虫!!)なので、
いつでも、どこにでもいる。

特に、晩秋のダムサイトでは、もの凄いことになる。

【ダムサイト② クサギカメムシばっかり】
 ↓   ↓   ↓
 http://kamemusi.no-mania.com/Date/20121105/1/

 

 

 

【注】クサギカメムシの成虫と幼虫の存在が報告された植物は、
   これまでに、27 科51 種類以上に及ぶ。

   ただ、定義上の寄主植物(産卵と幼虫の正常な発育)は、
   ずっとキリだけが知られていたのだが、最近になって、
   秋田県でウワミズザクラが追加された。

 

 

    

拍手[17回]

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【2016/03/13 06:53 】 | 虫たちの親子 | 有り難いご意見(1)
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有り難いご意見
無題
こんばんは!

良く見かけますね。
とっても臭いカメムシです、まさに
カメムシ=臭い=クサギカメムシですね。

家にも入り込んでくるので自然が近い自宅ではやっかいな存在です。
【2016/03/14 22:30】| URL | だんちょう #9a7f8034e7 [ 編集 ]


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