戦う植物
ちょっとだけ不思議な植物、虫のブログで久しぶりの登場である。
表題にあるような「戦う」とか「力強い」というような、
そんなイメージの植物は、あまり身近にはなかったような気がする。
本当は、早春に雪解けと同時に花を咲かせるカタクリや、
厳しい環境の高山に自生するコマクサなんかは、
本当は、かなり「たくましく、戦っている」のだろう。
だが、そのイメージは、花の可憐さにかき消されてしまう。
今回紹介するのは、もっともっと目に見えて、
リアルに対戦相手(?)と戦っている植物である。
この種名不詳のつる植物は、成長の速いササと、
まさに戦っているイメージである。
しかも、完全勝利している(?)
上の写真とは別の種類のつる植物が戦っている。
この時点では、まだ決着は付いていないが、
かなりの確率で、つる植物の勝ちか(?)
でもやっぱり、この方がもの凄くナチュラルか?
↓ ↓ ↓
朝顔につるべとられてもらい水 (加賀千代)
この松は、多分雪(の重さ)と戦った結果だろう。
でも、一体何があって、こんな状態になったのだろうか?
傷だらけの英雄(?)
この松は、何と戦っているのだろうか?
この海岸には、ほとんど雪は降らないと思うので、
おそらく、風と戦っているのだろう。
この体制は、明らかに作戦勝ち(?)
現在、アスファルトと、戦いの最中である。
なんか、結果は見えてる気がするが・・・
しかし、アカメガシワは勝負強い(?)
・・・番外編・・・
非雪国育ちの私にとって、テレビで春先のブナ林が、
このような光景になるのを知っていた。
3月の弘前城公園の樹木も、ブナほどではないが、
早春に、自分の周りの雪を溶かす。
もしかしたら、樹木そのものが暖かいのではなく、
樹皮を伝って落ちてくる水の温度が高いのだろうか?