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虫たちの親子① クスサン

完全変態をする虫たちは、多くの場合、
成虫と幼虫が、全く異なる姿かたちをしている。

もっと言えば、姿かたち以外にも、
生息場所、食べ物、移動手段などが全く違っており、
通常の生物の分類方法からすると、どう見ても別種である。

だから、野外で、それぞれを見つけたときには、
別々に名前を覚えておく必要があるのだ。


(⇒覚えるべき種類数が、普通に2倍になっている!?)

 

今回から、そんな親子について、写真が撮れたものを、
順不動で、(不定期に!)紹介していきたい。

 

 


今回は、クスサン親子である。

 

まず、幼虫から・・・・・

 

クスサン幼虫(ヤママユガ科)

2010年7月18日 だんぶり池・青森

かなり大型の毛虫で、背中は、長い毛に覆われている。

これが、白髪のようなイメージがあり、
そのためか、地域によっては、別名をシラガタロウと呼ぶ。


また、体の側面には、特徴的な青色の紋があり、
これが歩くときに、微妙にゆれて、意外に目立つ。

この青白い色が、独特の不気味さを感じさせるが、
この程度では、野鳥類は、攻撃をためらうことはないだろう。

 

 


クスサン幼虫(ヤママユガ科)

2011年7月24日 だんぶり池・青森

幼虫の毛は予想外に硬く、触れると痛く感じるが、
毒物質は持っていないようだ。

この長い毛は、寄生蜂に対して、
物理的な防御手段になるのだろうか?

 

 

 

 

そして、この子の親も、独特の雰囲気をもっている。

 

クスサン成虫(ヤママユガ科)

2008年9月22日 碇ヶ関・青森

朝の7時ころ、道の駅の街灯にいた成虫。

完全に明るくなっているのに、帰りそびれたのだろう。

近づくと、翅を少し開いて、目玉模様を見せた。
このように頭を下にして撮ると、フクロウのように見える。


当然、この目玉模様は、普段は見えない。

外敵に襲われそうになったときに、
前翅をずらせて、突然見せつけるのだ。

 

 


昼間、目玉模様が見えないような状態のときに、
例えば、下の写真のような状況では、
この子を見つけるのは、なかなか難しい。


クスサン成虫(ヤママユガ科)

2011年9月26日 はねがわ森林公園・秋田

写真のちょうど真ん中にいる。

枯れ葉の上に止まっていると、見つけにくい。
普段は、このように典型的な保護色なのである。

 

ただ、成虫の色彩には、変異があるようで、
ひとつ上の写真のように、赤っぽい個体から、
この写真のように、灰黄色のものまでいる。

 

 


クスサン成虫(ヤママユガ科)

2011年9月15日 白岩森林公園・青森

クスサンは、年1回しか発生しないので、
成虫は、秋(9月~10月)にしか見られない。


条件が良い(?)と、こんなに大きな蛾が、
街灯に大量に飛来することがある。

昔、鳥取県の大山の山麓にあるホテルの街灯に、
数10匹が、乱舞しているのを見た。


まあ、クリなどの害虫とされるので、
そんな大発生もありうるのだが・・・・

 

 

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【2013/05/17 07:08 】 | 虫たちの親子 | 有り難いご意見(0)
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