[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
それはかなり不思議な光景だった。
7月4日の夜、北海道伊達市の道の駅で、車中泊することにした。
駐車場から10mほど歩くと大きなクルミの木があり、
さりげなく目をやると、
葉っぱの上にぼんやりと白い玉が少し光っているように見えた。
【クルミハムシ】2010年7月4日北海道・伊達市
近づいてよく見ると、異常なくらいお腹の大きくなったハムシだった。
後で、友人にメール確認すると、
クルミの葉を摂食するハムシで、そのまんま「クルミハムシ」と言うらしい。
横から見ても、背中にたたんでいる翅から大きなお腹がはみ出している。
それでも、普通に歩くことができるようだ。
同じ木の少し離れた別の枝でも、見つかった。
こっちは、何故か交尾中だった。
お腹が大きくなってから、交尾するのか?
近くに♂が2匹ウロウロしていた。
図鑑によると、クルミハムシの特徴のひとつとして、
他のハムシ類と比較して体が扁平であると記されている。
確かに♂の体は、平べったい!!
これは、クルミの樹皮の下で、成虫越冬するのに適しているとのことであるが、
産卵前の雌のお腹の大きさは、まるでそのうっ憤をはらしているかのようである。