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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

だんぶり池で見かけた虫たち タテハチョウ科③

タテハチョウのシリーズ仲間の3回目である。

今回の分も入れて、だんぶり池周辺では、
14種のタテハチョウ類を撮ることができたことになる。

 

 

013クジャクチョウ(タテハチョウ科)
 
2010年7月15日 だんぶり池・青森

このように、翅を開いて止まると、
クジャクの飾り羽のような大きな目玉模様が目立つ。

目玉模様の進化については、こちらをどうぞ。
↓  ↓  ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110308/1/


タテハの中でも、非常に美しいチョウで、フアンも多い。


幼虫は、結構色々な植物の葉を食べるようである。

 

 

014キタテハ(タテハチョウ科)
 
2010年10月1日 だんぶり池・青森

関東以西では、山岳地帯を除けば、
いつでも、何処でも、見かけるチョウであるが、
だんぶり池では、というか、北国では、
キタテハはあまり多くない。

だんぶり池で見かけるのは、ほとんどが、
キタテハそっくりなシータテハのようである。


食草(カナムグラ)の分布の関係だろうか?

 

 

015シータテハ(タテハチョウ科)
 
2011年7月15日 だんぶり池・青森

上のキタテハと非常に良く似ていて、
飛んでいるときには、私には、識別不能である。

静止したときに、後翅の下側を良く見れば、
青っぽい鱗粉がないので、すぐわかる。


幼虫の食草は、エノキやハルニレである。

 

 

016ルリタテハ(タテハチョウ科)
 
2011年4月28日 だんぶり池・青森

このチョウも、非常に美しい。

飛んでるときにも、ルリ色の輪が良く目立つ。

花の蜜よりも、樹液を好むようで、
飛び方も際立って速く、写真も撮りにくい。

学生時代、初めて捕獲したときは、やや感動!!


幼虫は、ユリ科植物の葉を食べる。

 

 


017アカタテハ(タテハチョウ科)
 
2010年7月15日 だんぶり池・青森

日本全国、何処にでもいるタテハチョウである。

だんぶり池でも、普通に見られる。

良く似た種に、ヒメアカタテハがおり、
自宅付近でもたまに見かけるが、
だんぶり池では、まだ撮影できていない。

幼虫は、イラクサ科植物の葉を食べる。

 

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