だんぶり池で見かけた虫たち タテハチョウ科②
だんぶり池周辺で見かけるタテハチョウの仲間、
昨日に続いて2回目である。
タテハチョウ科のチョウは、種類が多いので、
3回に分けて紹介する。
009イチモンジチョウ(タテハチョウ科)
2010年7月26日 だんぶり池・青森
だんぶり池では、比較的良く見かけるが、
集団でいることは、少ないようである。
茶色ベースに白い斑紋のチョウは多いが、
この類は、比較的同定が容易である。
幼虫は、スイカズラ科植物の葉を食べる。
010アサマイチモンジ(タテハチョウ科)
2011年8月3日 だんぶり池・青森
上のイチモンジチョウと、飛んでる時は区別がつかない。
翅表面の白い斑紋の3か所に、微妙な違いで識別するが、
おそらく同定は間違いないと思う。
このチョウは、何故か、北海道と九州には、分布していない。
⇒当初、別の種をミスで使用していましたが、Nabita氏のご指摘により、
正しい写真に変更しました。
011コミスジ(タテハチョウ科)
2010年7月27日 だんぶり池・青森
ミスジチョウの仲間は、数回羽ばたいた後に、
グライダーのように滑空する独特の飛び方をする。
葉の上に静止するときは、このように翅を開いていることが多い。
幼虫は、マメ科植物の葉を食べる。
012サカハチチョウ春型(タテハチョウ科)
2011年6月5日 だんぶり池・青森
サカハチチョウの成虫は、春と夏の年2回出現する。
写真の春に出てくるものは、オレンジ色がよく目立つ。
真上から見ると、漢数字の八が逆さになったような模様があり、
おそらくこれが名前の由来だろう。
でも、上のイチモンジチョウもアサマイチモンジもある・・・?
012サカハチチョウ夏型(タテハチョウ科)
2010年7月26日 だんぶり池・青森
同じチョウの夏型は、このように焦げ茶の地色で、
イチモンジチョウと間違えるほど・・・
同じ時期に、野外で見られることは絶対(多分?)ないが、
春型と夏型がこれほど違うと同種とは思えない。
幼虫は、イラクサ科植物の葉を食べる。