ちょっとだけ不思議な虫たち【3】
ちょっとだけ不思議な幼虫たちを紹介する。
どんな場合でも、昆虫の幼虫は、
特に完全変態の幼虫は、不思議である。
高校時代の生物部のテーマで、
モンシロチョウの幼虫が、歩く筋肉から、
成虫の飛ぶ筋肉になるのは、蛹ステージの何時ごろか?
というのがあって、
毎日、染色しながら、切片を切っていた頃をふと思い出す。
クロマドボタル幼虫(ホタル科)
2011年6月2日 だんぶり池・青森
成虫は、普通のホタルの恰好をしているが、
頭部は赤くなく、昼間活動する。
写真の幼虫は、不思議なことに、水の中にはいない。
ご覧のように、葉っぱの上で見かけるが、
夜は多少発光するらしい。
多分ヒメウスベニトガリバ幼虫(カギバガ科)
2010年8月25日 だんぶり池・青森
かなりグロテスクな感じの幼虫であるが、
形はともかく、ピンク色が不気味である。
葉っぱの上で、良く目立つが、
鳥も不気味さがあって、何となく近づかないのか?
多分ハバチ幼虫
2010年10月20日 白岩森林公園・青森
この子は、容姿は全く普通のイモムシであるが、
静止状態がやや異常である。
これで外敵が、イモムシと思わないで、近づかないと、
この姿勢の意味が出てくるのだが・・・・
(友人ニャオト氏の指摘により、ハバチ幼虫に訂正しました)
種不明の蛾の幼虫
2010年9月8日 白岩森林公園・青森
3番目の蛾の幼虫も、種名がわからない。
しかし、君は、枯れ枝ポーズを決めたつもりだろうが、
完全に場所を間違ってるぞ!!!
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