忍者ブログ
  • 2017.07
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2017.09
一瞬の攻防 ハチとクモの戦い

津軽半島の西側の海岸線、ベンセ沼の遊歩道で、
ようやく気温が下がりはじめた頃、
黄色と黒色のベッコウハチを見つけた。

 



2013年7月15日 ベンセ沼・青森

この色合い(組み合わせ)は、
教科書に載っているような警戒色の典型・・・

でも、このハチの正確な種名が分からない。

この仲間は、ベッコウバチと呼ばれていたが、
最近になって、ベッコウクモバチという呼称に変わったようだ。

 

 

 

キスジベッコウ(ベッコウバチ科)

2013年7月15日 ベンセ沼・青森

手持ちの図鑑には、翅の黄色いベッコウバチは載っていないし、
ネットで検索しても、よく似た種はヒットしなかった。


12月になって、弘前市の山田雅輝氏とお会いする機会があり、
この写真を見ていただいて、写真だけの同定をお願いした。

山田氏は、キスジベッコウだと思うが、
詳細は「写真を持ち帰って調べてから」と即答を避けられた。

後日、「これは、やはりキスジベッコウであり、
私も、津軽半島西岸で見かけている種であるが、
青森県では、稀な種である」とのご連絡をいただいた。

 

 

話は、これでは終わらない・・・・・?

 

 

上のハチを見かけた後、全く偶然に、
ハチとクモの瞬間的な戦い(バトル?)を見かけた。

 

 

キスジベッコウ(ベッコウバチ科)

2013年7月15日 ベンセ沼・青森

この写真を撮ったのは、バトル直後の状態である。

本当に、一瞬の接触で終わってしまった。
無理やり例えて言うなら、
昔、映画で見た「座頭市の居合い抜き」のようであった。


あまり大きくない捕食者が、どのような種であっても、
クモを捕獲するという行動は、かなりの危険を伴うだろう。
一歩間違えば、逆に餌にされてしまう可能性があるからだ。

ここが、通常の捕食者と被食者の関係とは、大きく異なるところだ。
⇒カマキリがバッタを捕まえるのとはわけが違う!!

 

 

 


キスジベッコウ(ベッコウバチ科)

2013年7月15日 ベンセ沼・青森

もちろん、クモを狩るのは、幼虫のエサにするためだ。

通常は、自分よりも体重が重い麻痺したクモを、
砂地に作った巣穴に運んで、卵を1個だけ産むのだ。

成虫は何を食べているのか、ちょっと不思議だが、
捕えたクモを、そのまま食べることは多分ないのだろう。

 

 

 

キスジベッコウ(ベッコウバチ科)

2013年7月15日 ベンセ沼・青森

どうやってクモを運ぶ様子を見たくて、
しばらく観察を続けることにした。

しかし、その後、数分間は、両者ともほとんど動かなかった。

もちろん、クモは、動けなかったのかもしれないが・・・

 

 

 

キスジベッコウ(ベッコウバチ科)

2013年7月15日 ベンセ沼・青森

ハチだけが、ときどき付近を歩いていたが、
全く動かないクモに触れることはなかった。

それとも、あまりの大物に運ぶのを、躊躇したのだろうか。

 

・・・・・・・・・

 

すぐ近くで、アオクチブトカメムシの食事中の写真を撮って、
数分後、戻ってみると、両方とも姿が見えなくなっていた。

・・・・・・・残念!!!

      

 

 

拍手[17回]

PR
【2013/12/29 06:54 】 | ちょっと不思議 | 有り難いご意見(0)
<<謹賀新年 | ホーム | ちょっと不思議⑤ ニシキギの枝>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>