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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

春の珍事?! ⑨ コガタルリハムシ幼虫集団


ようやく、だんぶり池も春らしくなってきた。

早春の草木の葉っぱが、出そろって、
いよいよ虫の季節がやってきたのだ。

 


イタドリの葉っぱに、鳥の糞のようなものが・・・・

 

 

何? 鳥の糞??

2014年5月19日 だんぶり池・青森

歩きながら、こんな鳥の糞(?)を見つけて、
しかも、写真を撮ってみようとする人間(?)は、
世の中に、あまりいないだろう(?)。

・・・(?)マーク、多過ぎ!!!

 

 


多分コガタルリハムシ幼虫(ハムシ科)

2014年5月19日 だんぶり池・青森

近づいて、よく見ると、小さな幼虫の集団だった。

食草や季節から考えても、おそらく、
これは、コガタルリハムシの孵化幼虫だろう。


念のため、似たような写真をネットで探してみたが、
全く出てこない・・・


成虫や老熟幼虫の写真は、結構ヒットするのに・・・

 

 

 

多分コガタルリハムシ幼虫(ハムシ科)

2014年5月19日 だんぶり池・青森

葉っぱを少し揺すってみると・・・

ちょっとだけ、焦ってる?

 

 


多分コガタルリハムシ幼虫(ハムシ科)

2014年5月19日 だんぶり池・青森

近くの葉っぱに別の大集団!!!

産卵直前の雌成虫のお腹は、
以前紹介したクルミハムシのように、
かなり膨らんでいるようだが、
本当に、これで1卵塊分なのだろうか?・・【注】



 


多分コガタルリハムシ幼虫(ハムシ科)

2014年5月19日 だんぶり池・青森

さらに、別の集団発見・・・

雰囲気的に、孵化直後の集団ではなさそうで、
一体何故、こんなに折り重なるように、
集まっているのか、ちょっとだけ不思議だ。

 


こんな状態で、葉っぱを食べ続けるには、
あまりメリットがなさそうだが・・・

⇒このまま、連続して観察を続けたいのだが、
 翌日から、2週間の予定でMMTに出かける。
 来年の同時期まで、楽しみにとっておこう。





でも、予測はできる???


 


コガタルリハムシ幼虫(ハムシ科)

2014年4月23日 ひたちなか市・茨城

こちらは、茨城で撮った、コガタルリハムシの終齢幼虫・・・

青森と茨城では、産卵時期が1ヶ月ずれているようだ。

 


【注】ハムシの仲間の雌は、産卵前に大きく膨らむ場合がある。
   しかも、その膨らみ具合は、半端ではない。
   クルミハムシの衝撃的な写真を、是非ご覧下さい。
   ↓  ↓  ↓
   http://kamemusi.no-mania.com/Date/20100911/1/





追記(2014年6月23日)

約2週間後に、同じ場所のイタドリの葉っぱの状態を確認したが、
まったくの予想外であったが、成長した幼虫を見つけることはできなかった。

詳細を別記事にしたので、ご覧ください。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20140623/1/



      

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