飛翔中の虫たち(本章)
飛翔中のトンボやチョウを撮るときには、
デジカメの連射機能を使えば、そのうちの何枚かは、
ピンボケでない写真が撮れる。
そんな写真を、このブログでも、何回か紹介した。
ところが今日の写真は、連射機能を使用していない。
普通にシャッター押して、偶然に(あるいは驚いて!)
飛び立ったときの写真である。
アザミの花にイチモンジセセリが来ている。
そっと近づいて(それでも1m以上離れているが)、
シャッターを押した瞬間、ジガバチが飛んで来た。
ジガバチは、イモムシを狩って、巣穴に運んでから産卵するが、
ときどき花にも、吸蜜にやってくるようだ。
実は、この写真がキッカケで、ある問題が解決したのである。
その問題と解答(?)は、文末に・・・・
上の写真と同じ場所で、今度は、
多分ハナバチが飛んでいる瞬間を、
偶然にも、撮ることができた。
後脚には、大きな花粉の塊が見える。
普段は、ほとんど起こらないような瞬間が、
同じ日に、連続して訪れたのだ。
⇒この日を「何か特別な記念日」にしても良いくらい???
こちらは、スズメバチ。
目の前を、もの凄い羽音を立てながら、横切った。
飛んでいく方向にカメラを向けて、ダメモト(?)で、
さりげなくシャッターを、一回だけ押した。
多少ピンボケの写真だが、これもミラクルな一枚だろう。
・・・・・・・
下の写真は、昨年末(2012年12月13日)のブログで、
かなり不思議な写真として、紹介したものである。
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20121213/1/
①このハチには、翅がない!!!
どこから、どうやって、
ここまで来たのだろうか????
②しかも、後ろの写っているキタキチョウの方は、
翅に、ハチが止まっているにもかかわらず、
平気で蜜を吸っている。
当時は、こんなことを書いていた。
しかし、一番上の写真のジガバチも、翅がない!!!!!!
シャッター速度が遅いので、
はばたきする翅が写らなかっただけのだ。
そう思って、写真を良く見てみると、
ハチは、ホバリングをしているので、
キタキチョウには、全く触れていない。