緊急報告 ちょっとだけ不思議なヤマアカガエル
アイン君の散歩コースの(道路わきや空き地の)雪が溶けて、
ようやく北国にも、春の気配が・・・・
そして、待ちきれなくなって、
先週に続いて、今年2回目のだんぶり池に行ってみた。
だんぶり池の林道分岐路
2012年4月25日 だんぶり池・青森
確かに、1週間前に比べて、
雪はほとんどなくなっていた。
しかし、まだまだ、冬なのか・・・・・・
ヤマアカガエル(アカガエル科)
2012年4月25日 だんぶり池・青森
こんな状況で、何かカエルのような声がした??
残雪の上で、何かが動いているぞ!?
というか、飛び跳ねているぞ!!
ヤマアカガエル(アカガエル科)
2012年4月25日 だんぶり池・青森
近寄ると、結構、俊敏に動いている。
本当に、君は、変温動物なのか?
雪の上を飛び跳ねるカエルがいるなんて!!!
ヤマアカガエルの卵塊
2012年4月25日 だんぶり池・青森
しかも、雪解け水が流れ込む小さな池に、
カエルの卵のようなものが沢山見える。
どうも、複数個体がみんな同じ場所に産卵しているようで、
この写真のようなちょっと恐ろしい状況になっている。
ヤマアカガエルの卵塊
2012年4月25日 だんぶり池・青森
普通のカエルは、冬になると冬眠し、
暖かい春になると出てきて交尾後、卵を産む。
しかし、ヤマアカガエルは、普通ではないのだ。
まだまだ、雪があるぞ!!
ヤマアカガエルの卵塊
2012年4月25日 だんぶり池・青森
驚くべきことに、雪や氷で付近が覆われているような寒い頃、
一時的に冬眠から覚めて、水中に卵を産み、
その後、信じられないが、再び寝てしまうようのだ。
(だんぶり池の個体群が、そうなのかは、未確認であるが・・・)
何かもう少しで、卵が孵化し始める雰囲気である。
いくら、競争相手のオタマジャクシがいない時期だし、
恐ろしい捕食者も、まだまだ眠っているとはいえ、
本当に、これで大丈夫なのだろうか?
ちょっとだけ不思議なヤマアカガエル君でした。