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さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
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野鳥類が、どんな虫たちを食べているかは、
解剖しなくても推定できる場合がある。
百舌鳥の早贄(モズのハヤニエ)になっている虫の種類を、
片っ端から調べてみれば良い。
・・・今回は結論が先![]()
沢山の人が調べているようだが、手持ちの文献データはこれだけ?!
ただ、細かい種類を記載しているデータは、見たことがない。
これでは、虫たちの防御効果の有無を、推定することはできないが・・・
昆虫(バッタ、イナゴ、カマキリ、ケラ、コオロギ、トンボなど)
クモ類(ジョロウグモ、ジグモ、クサグモなど)
甲殻類(アメリカザリガニ、ザリガニ、スジエビなど)
爬虫類(カエル・カナヘビ、トカゲ、ヤモリ、ヤマカガシ、シマヘビなど)
環形動物(ミミズ、ヒルなど)
魚類(ドジョウ、タナゴ、フナ、ハヤ、ハゼ、メダカ、キンギョなど)
もちろん、モズはハヤニエの場所を記憶することはなく、
「冬の間に干からびた獲物を、食べることはない」
というのが、現在の定説である。
ただし、かなり不思議な行動である「モズのハヤニエ」には、
この他にも、ちょっとした秘密があるようだ【注】。
そろそろ桜の花が咲きはじめる頃ではあるが、
まだまだ樹上には虫たちは少ない。
こんなイメージの見通しの良い枝に、
黄色丸の中に、モズが止まっている。
おそらく、地上にいる「動く獲物」を探しているのだろう。
モズは、こんな感じで高いところから獲物を探し、
地上の餌を捕獲することが多い。
ただ、地面でそのまま食べることは少なく、
再び樹上に戻ってから、捕えた獲物を食べるようだ。
多分、あまり知られてないことだと思うが、
子供のころから知っていた童謡・・・
・・・![]()
モズが枯れ木で鳴いている![]()
・・・
ずいぶん昔、1960年代の後半(学生時代)に、
フォークの神様「岡林信康氏」が歌っているのを聴いた。
そして、この歌が、反戦歌だと初めて認識した。
それにしても、モズの鳴き声は、
連続的に甲高い声で、激しく鳴いているにも関わらず、
何となく、もの悲しく聞こえるのは、私だけだろうか?
【注】モズのハヤニエと、実際の食べ物の関係で、
非常に興味深い事実があることを、ネット情報で知った。
飼育実験などで確かめたモズの基本食(好きな食べ物?)は、
地上徘徊性のゴミムシ、マグソコガネ、ケラ、クモなどで、
それらは、モズのハヤニエになることはないそうだ。
逆に、あまり好まれないバッタ、コオロギ、蛾の幼虫、カエルなどが、
最初に例示したように、ハヤニエになることが多いとされていた。
ここから推察すると、とりあえず捕獲した獲物を、
その場で食べるか、「ハヤニエ」にするかは、
単に、好き嫌いの結果であるのかもしれないのだ。
全くの個人的な感想なのであるが、、
ゴミムシやマグソコガネよりも、
バッタやカエルの方が、うまそうであるが・・・