[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
だんぶり池周辺の林道も、
秋になると咲いている花が限られてくる。
そんな中で、ヨモギの花穂(かすい)には、
ミラクル擬態のハイイロセダカモクメ幼虫以外にも、
結構色々な虫が集まってくる。
今回は、普通に見かける幼虫たちを紹介するが、
(残念ながら、種名が確定できない・・・)
何の防御手段も持っていないような虫でも、
このように、毎年見ることができる。
そんな彼らでも、十分子孫を残していけるのである。
一体何故、ハイイロセダカモクメ君だけが、
彼らと同じ環境にいるのに、やりすぎとも思えるような、
ミラクル擬態を進化させてきたのか?
ちょっとだけ不思議な昆虫の世界である。
黄色と黒の良く目立つ色の幼虫であるが、
この静止する恰好は、枝に擬態しているようでもある。
つまり、警戒色の良く目立つ虫が、
保護色の虫のような行動をしているのである。
多分ヨモギエダシャクの幼虫(シャクガ科)
2011年9月23日 だんぶり池・青森
こちらは、目立たない代表格の幼虫である。
良く見ないと、見逃してしまう。
この虫が、この行動ならわかる?
ちょっとグロテスクなケムシ・・・
だが、よく目立つ。
同じく、グロテスクなイモムシ・・・
小鳥の餌にしては、ちょっと大きいか?
オオトビサシガメ(サシガメ科)
2011年9月23日 だんぶり池・青森
これだけ、多くの幼虫がいると、
それを狙って捕食者が集まってくる。
その代表が、オオトビサシガメだ。
クチブトカメムシ(カメムシ科)
2011年10月4日 だんぶり池・青森
クチブトカメムシもえものを求めてやってくる。
まあ、普通に近づいてカメラを構えた。
その瞬間、ようやく気が付いたのだ!!!
わかりますか?
・・・・彼の目の前に、ハイイロセダカモクメ幼虫がいる・・・・
実は、この後の一部始終を、カメラで記録することが出来た。
次回予告!
これが衝撃の瞬間だ!!