忍者ブログ

ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

綺麗だけど小さすぎる!

小さいけれど、まるで宝石のような綺麗な虫がいる。

もっと大きかったら、もっともっと人気が出たのに!!

 

 

アカガネサルハムシ(ハムシ科)

2011年6月21日 だんぶり池・青森

手持ちの写真の中で、ベスト10に入る美麗種。
赤と緑が調和したメタリックに輝く体色は、まさに小さなタマムシだ。

このような、良く目立つ金属光沢の虫たちは、
捕食者の側からから見ると、生き物(餌)とは思えないのかもしれない。

 

 

ルリハムシ(ハムシ科)

2010年7月5日 室蘭市・北海道

この金属光沢も、素晴らしい。

確かに、こんなに小さくても、よく目立つ。

ただ、この子の場合には、上のアカガネサルハムシとは違って、
もしかしたら、直射日光下では光を反射して、
逆に保護色的な効果があるのかもしれない。

 

 

 

マスダクロホシタマムシ(タマムシ科)

2011年6月14日 東海村・茨城

小型のタマムシで、図鑑では、緑色が普通のようである。
ただ、黄色~緑色~赤色まで変化する。

この写真では、鮮やかな赤色が綺麗だ。

さすが、小さくてもタマムシ!!!

 

 


トドキジラミ(キジラミ科)

2011年6月1日 白岩森林公園・青森

この虫は、光とは無関係に、赤色~緑色まで変化している。
まさにこの写真は、体の色が、前から後に変化している。

あまり派手な美しさではなく、ちょっとだけ和風??

しかし、僅か数ミリの体長では、小さすぎる!!!

 

 


アカアシカスミカメ(カスミカメムシ科)

2012年8月4日 五色沼・福島

この仲間は、分類が難しく、なかなか好きになれないが、
中には、こんな美麗種もいる。

写真のように脚が赤く、黒色と赤色の複雑な斑紋がある。

緑の葉っぱの上では、かなり目立つが、
何かに擬態しているのだろうか?

それとも、分断色??

 

 


 


拍手[15回]

PR