雑草地の花
今年10月、弘前市の運動公園の駐車場で、
周辺に咲いている花の写真をさりげなく撮った。
今となっては、全くの季節外れであるが、
車を降りて、すぐ目の前に見える花を、
わずか数分の間に、次々に撮った写真である。
最近、改めてデジカメ保存ホルダーを見て、
ちょっとだけ「恐ろしいこと」に気づいた。
6枚のうち5枚には、ある共通点がある???
メマツヨイグサ(アカバナ科)
2012年10月11日 弘前市・青森
この仲間は、日本に数種見られるが、図鑑で見ると、
メマツヨイグサ(アレチノマツヨイグサ)が最も近そうだ。
花期も長いようなので、間違いない??
ヒメジョオン(キク科)
2012年10月11日 弘前市・青森
全くどこにでも見かける植物で、
多分繁殖力・適応力が強いのだろう。
学生時代から、結構高い山の道路沿いでも、
良く見かける雑草である。
典型的な人間(自動車?)による種子の分散だろう。
セイタカアワダチソウ(キク科)
2012年10月11日 弘前市・青森
かなりの群落になっていた。
ちょっと、その中に分け入っていくには、勇気がいる。
だけど、近寄って個々に見ると結構きれいな花である。
アメリカセンダングサ(キク科)
2012年10月11日 弘前市・青森
子供がまだ小さいころ、ヒッツキムシと言って、
クモよりも、カマキリよりも恐れていた。
本当に、セーターやズボンに、
子供では取れないほど、くっ付いてくるのだ。
今回の写真で、多分、唯一の仲間外れのようだ。
尾瀬沼で大群落を見たことがあるので、
ずっと、高山植物だと思っていた。
そういえば、小さな小川のそばで咲いていた。
オオハンゴンソウ(キク科)
2012年10月11日 弘前市・青森
弘前市周辺でも、非常に良く見られる大きな花だ。
しかし、あまり虫がいない!!!
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さて、何が「ちょっとだけ恐ろしいこと」なの?
⇒ミゾソバ以外は、海外からの帰化植物!!!
ということで、弘前市の雑草地は、
10月になると、帰化植物ばっかり???