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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

早春に咲く花⑧/⑧

今シリーズ最後は、早春の木の花(つづき)である。

木の花は、草本類の花とは違う趣がある。
その花に通う虫たちも、その虫を食べに来る捕食者たちも、
良く見ていると、なかなか面白い。

まあ、昆虫採集マニアにとっても、捕食者にとっても、
木の花は、さりげなく貴重な存在なのである。


ただ、かなり不思議なことに、
今回紹介する春の花は、
少なくとも昆虫マニアにとっては、
あまり面白味がない。

  

タムシバ(モクレン科)
 
2011年6月8日 八幡平・秋田

漢字で書くと「田虫葉」となるらしい。

八幡平の大沼周辺の遊歩道そばに、沢山咲いていたが、
ほとんど虫の姿は見かけなかった。

 
 

ギンヨウアカシアの花(マメ科)
 
2010年3月22日 夢の島公園・東京

葉が銀色のアカシアだそうで、
夢の島公園では、この日満開の花を見ることができた。

例によって、訪花昆虫を探したが・・・・


 

キングサリの花(マメ科)
 
2010年6月3日 弘前市・青森

小さい鉢植えなどもあるが、これだけの大木は珍しい。

しかし、虫が来ない!!

 


ウワミズザクラの花(バラ科)
 
2010年5月30日 白神山地・青森

弘前市内から少し山に入ると、
比較的良く見かける。

遠くでは、これが桜か・・と思うが、
近くで良く見ると、まあ桜である。

虫はいない。

 


キブシの花(キブシ科)
 
2010年5月30日 白神山地・青森

だんぶり池に多いが、花には虫が少ない。
むしろ、もう少し経過してから、
果実にカメムシが訪れるようだ。

 

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