早春に咲く花たち⑦/⑧
ネットで調べてみると、狭義のスプリング・エフェメラルとして、
日本産で代表的なものは、以下のようなものがあるらしい。
このシリーズで紹介できたのは、予想外に少ない。
キンポウゲ科
キクザキイチゲ・ユキワリイチゲ・アズマイチゲ・
イチリンソウ・ニリンソウ・フクジュソウ・セツブンソウ
ケシ科
エゾエンゴサク・ヤマエンゴサク・ムラサキケマン
ユリ科
カタクリ・ショウジョウバカマ・ヒロハノアマナ・バイモ類
そして、今回と次回は、木の花である。
もちろん、スプリング・エフェメラルとは全く無関係・・・・
ネコヤナギ(ヤナギ科)
2010年5月18日 酸ケ湯温泉・青森
早春を代表する木の花だと思うが、
青森・八甲田周辺では、5月になってから咲く。
どことなく懐かしい雰囲気を持った花である。
ヒメアオキ雄花(ミズキ科)
2010年5月16日 梵珠山・青森
雪解け後の緑があまりない時期に、
良く見ると沢山見かけるが、
おそらく「地味な花の代表」と言って良いだろう。
毎年、アケビコノハが産卵しに来るのを待っている。
というか、幼虫の食痕を探すだけであるが・・・
トチノキの花(トチノキ科)
2010年5月30日 白神山地・青森
遠くの山が、真っ白に見えるのも良いが、
近くで見るのも、さりげなく良い。
ムシカリの花(スイカズラ科)
2011年6月8日 八幡平・秋田
良く似た花が多いが、今回は、間違いない。
木に、名前の付いた看板がぶら下がっていた。