早春に咲く花たち⑥/⑧
今回から、ただの「早春の花」になるだろう。
でも、何となく好きな花ではあるが・・・
さりげなく、SEL1【★☆☆☆☆】としておく。
最も(?)一般的な早春を代表する花であると思う。
特に、菜の花畑と言われるような一面の黄色は、見ごたえがある。
まずは、ナガメがいるかどうかを探してしまうが・・・
しかし、植物油の原料として大量に栽培されているのは、
ほとんどが別種のセイヨウアブラナであるらしい。
在来種のアブラナは野菜として生産され、
開花前に収穫されてしまう事が多い。
ヘラオオバコ(オオバコ科)
2009年5月16日 岩木山・青森
この花も、一種独特の雰囲気を持っている。
葉っぱは、普通のオオバコのようだが、写真のように、
その上へ茎を幾本もひょろひょろと伸ばして、
花の穂をつける。
ミヤマキケマン(ケシ科)
2009年5月16日 梵珠山・青森
弘前市周辺の日当たりのよい、広葉樹林縁部などに、
普通に生育する。
あまり虫が寄り付かないという印象がある。
ハコベ(ハコベラ)に似ていて大きいことから、
この名前になったらしい。
花は春に多いが、弘前市内でも、年中見られる。
コバンソウは、イネ科の普通に見られる雑草の一つで、
小判に似た形の小穂をつけることから名付けられた。
今まで、全く見過ごしていたが、
こんな花もあったんだという感じである。