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さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
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この仲間は、良く似た種が多く、
標本がないと識別しにくい場合があるが、
今回のものは、なんとか大丈夫だろうか・・・
023イチモンジセセリ(セセリチョウ科)
2010年9月7日 だんぶり池・青森
関東以西では、いつでも見られるが、
だんぶり池では、多分9月にならないと見られない。
おそらく、南方より世代を繰り返しながら北上を続けるが、
北国では、寒すぎて越冬できないようだ。
そしてまた、翌年、南方より世代を繰り返しながら北上するのだ。
何で、こんなややこしいことをするのだろうか?
幼虫は、イネの葉を食べる害虫としても知られている。
024オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)
2010年7月20日 だんぶり池・青森
見た目は、上のイチモンジセセリに良く似ている。
ただ、後翅の白い斑紋を見ると、ひとつ上の写真のイチモンジセセリは、
まっすぐ一文字に並んでいるが、この写真のオオチャバネセセリは、
良く見るとジグザグになっている。
見た目は、これだけの違いのようだ!!
ちなみに、この写真を撮った時期(7月)には、
だんぶり池に、イチモンジセセリは、まだいない。
025コキマダラセセリ(セセリチョウ科)
2010年7月25日 だんぶり池・青森
オレンジの地色に、焦げ茶色の線が入っているだけの模様であるが、
これが、日本的な美しさなのだろうか?
やっかいなことに、非常に良く似たヘリグロチャバネセセリという種がいる。
実は、だんぶり池では、この写真一枚だけしか撮れていないので、
図鑑やネットで調べてみても、この写真の子が、どっちなのか、
かなり微妙であるが・・・
何か、如何にも速そうな、今にも飛び立ちそうな
アメリカ軍の戦闘機のような止まり方をしている。
⇒当初、多分スジグロチャバネセセリとしていたが、Nabita氏のご指摘により、
コキマダラセセリに訂正しました。
026ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)
2010年8月14日 だんぶり池・青森
この子は、止まるときは、必ず翅を開いているので、
逆に翅を閉じている写真(翅の裏面の模様)は、なかなか撮れない。
しかも、どう見ても、蛾である。
ダイミョウとは、属名のDaimio(大名)からきているが、
おそらく肩が張った「かみしも」を着た武士に見えたのだろうか?
ちなみに、図鑑によれば、日本で見られるDaimio属は、
ダイミョウセセリ1種のみで、命名者は、外人である。