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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

だんぶり池にも春が来た(前編)

虫たちの親子シリーズを一時中断して、気分転換!!!


しかも、初めてのブログ風(日記?)・・・

 

 


寒かった弘前にも、ようやく春が来た。


ちょうど1ヶ月前に訪れた「だんぶり池」では、
雪がまだ沢山あるのに、ヤマアカガエルが産卵していた。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20130424/1/

本当に、特に今年は、雪が多いようだ。



 

・・・・・・・・・・・・・・



 

今日は、久しぶりの晴天(5月24日)だ。

 

さりげなく、だんぶり池方面へ、車を走らせた。
もちろん、車の窓は全開である。


わずか15分ほどの道中は、両側がほとんどリンゴ畑である。
数日前から咲き始めた白い花が、ほぼ満開になっていた。

岩木山の残雪も、だいぶ解けてきたようだ。

 

途中、お気に入りポイントで、路肩に車を止めて、写真撮影。



下の2枚の写真、同じ位置から撮ったものだが、
タイトルの違いが、さりげなく微妙である。

 

リンゴの花と岩木山

2013年5月24日 弘前市・青森

満開のリンゴの花。

リンゴの花は、桜と違って、葉っぱの方が少し先に出る。

 

 

岩木山とリンゴの花

2013年5月24日 弘前市・青森

残雪の岩木山。

山麓手前のリンゴ畑は、花が満開で、
ちょっと分かりにくいが、白っぽく見える。

 

 

そして、1か月ぶりの「だんぶり池」に到着・・・・

 

 

カルガモ(カモ科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

緑色が戻った「だんぶり池」では、カルガモ夫婦が
ゆっくりと、仲良く泳いでいた。

カメラを向けると、恥ずかしそうに、行ってしまった。

 

 


オタマジャクシ

2013年5月24日 だんぶり池・青森

完全に透明な水の中を見てみると、
ちょうど1か月前に見たヤマアカガエルのオタマジャクシも、
かなり数は少なくなっていたが、元気に成長していた。

 

 


ウグイス(ウグイス科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

長靴に履き替えないで、林道を登って行くと、
何か聞きなれない鳥の鳴き声が聞こえた。

梢の向こうに、小さな鳥が見え隠れしている。

かろうじて撮れたのが、この一枚。

まだ上手く鳴けないウグイスだった。

 

 


イカリモンガ(イカリモンガ科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

今度は、地面スレスレを素早く飛ぶチョウを発見。
目で追うと、若葉の中に潜むように止まった。

ぎりぎりまで近づいて、ズームで撮ると、
チョウではなく、成虫越冬したイカリモンガだった。

 

 

キリウジガガンボ(ガガンボ科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

すぐそばで、ぎこちない飛び方の虫がいた。
何かをぶら下げて飛んでいるように見えた。

これも、着地したところに近づくと、
キリウジガガンボのカップルだった。

この光景は、この時期でなくとも、良く見かける。

 

 


コクサグモ(タナグモ科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

背中の模様が、ちょとだけ不思議なクモを発見。
でも、近づいても逃げないし、何か様子がおかしい。

良く見ると、右側の脚が2本しかない(6本足のクモ?)。
この子に、一体何があったんだろうか?

帰ってから調べると、コクサグモらしい。

 

 


ハラヒシバッタ(ヒシバッタ科)

2013年5月24日 だんぶり池・青森

今度は、小さなバッタを発見。
結構活発に動き回っている。

これも、帰ってから昨年購入した図鑑で調べると、
背中の三角形の模様から、多分コバネヒシバッタのようだ。

⇒当初は、上記のように、コバネヒシバッタとしていましたが、
 nabita氏から、「ハラヒシバッタのようだ」との、
 ご指摘がありましたので、写真タイトルを訂正しました。


(つづく)


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