ちょっとだけ不思議な虫たち シロヒトリ
今回は、有名なアメリカシロヒトリではなく、
ただのシロヒトリ・・・・・
アメリカの方は、(昔は)街路樹の大害虫だった。
日本のあちこちで、見るも無残に、プラタナスの葉を食べ尽くした。
シロヒトリ(ヒトリガ科)
2012年8月7日 道の駅協和・秋田
道の駅の休憩所のガラス窓に、真っ白な蛾が止まっていた。
ちょっと古い表現だが、あたかも花嫁衣装のようなイメージだ。
シロヒトリ(ヒトリガ科)
2012年8月7日 道の駅協和・秋田
この白無垢の衣装の裏側は、どうなっているのか?
男なら、誰でも興味がある(はず?)。
透明のガラス窓にいるので、休憩所の中に入れば、
反対側から見ることができる。
というわけで、待つこと約10分。
休憩所に誰もいなくなってから、中に入ってパチリ!!!
シロヒトリ(ヒトリガ科)
2012年8月7日 道の駅協和・秋田
これが、ちょっとだけ待ったおかげで、
休憩所の中から撮れた写真である。
予想通りだった。
裏側の赤い部分が、自然状態でさりげなく見えた。
何で、脚(太もも?)だけが、赤いんだ!!
シロヒトリ(ヒトリガ科)
2012年8月7日 道の駅協和・秋田
この裏側の赤い部分(模様?)には、どんな役割があるのだろうか?
こんなことで、捕食者(鳥?)からの攻撃を、
一瞬でも、躊躇させることができるのだろうか?
多分シロヒトリ(ヒトリガ科)
2012年8月1日 志賀防森林公園・青森
この写真は、別の場所で撮ったものであるが、
実際に、翅を開くと、胴体部分にも赤い模様がある。
飛び立とうとする瞬間は、こんな感じに見えるのだろうか?
・・・・スクープ写真?
白状すると、ちょっと脅かして翅を開かせた??
いずれにしても、害虫ではない(?)紅白の美しい蛾である。