ちょっと不思議⑧ フキバッタ集団
前回のニトベミノガに続き、今度はバッタの異常大発生!!
でも、これが異常ではなかったりする?
黒っぽいバッタが沢山いるぞ!!!
こんな光景は、どこかで見たことがある。
・・・と思ったら、
昔、多摩動物園の展示用ブースで見かけた(?)、
トノサマバッタの群生相を作りだす飼育密度だった。
近づいて、よく見ると・・・・
フキバッタの仲間(バッタ科)
2013年6月16日 白岩森林公園・青森
多分フキバッタの仲間の幼虫集団のようだ。
朝早かったせいか、あまり食痕は見られない。
おそらく、フキバッタの仲間には、
相変異は存在しないと思うのだが、
これだけ高密度だと・・・?
通常は、適当に(あるいは適切に?)、
捕食者に食われているに違いないのだが・・・
フキバッタの仲間(バッタ科)
2012年6月14日 白岩森林公園・青森
一年前にも、同じ場所で、フキの葉っぱに・・・・
こっちは、間違いなくハネナガフキバッタの幼虫だ。
白岩森林公園のこの場所で、毎年見かける集団だ。
何故いつも、こんなに大発生しているのだろうか?
このバッタの集まり方をよく見ると、個々の個体が好適な場所を、
偶然に選択した結果のようで、以前このブログでも紹介した
キバラヘリカメムシ幼虫やジュウジナガカメムシ幼虫の集合とは、
明らかに性質が違うようだ。
恐るべし ジュウジナガカメムシ幼虫集団
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120902/1/
まさかの場所で、キバラヘリカメムシの大集団
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20131002/1/