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さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
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津軽半島の先端近くの日本海側。
海岸線から少し山手に入った林道(?)で、
ちょっとだけ不思議なものを発見。
セリ科植物の葉っぱの中央に、
怪しげに、よく目立つものがくっついている。
近ごろ流行(?)の「虫えい」のようなイメージだが、
なんとなく違う。
シロスジタコゾウムシ(ゾウムシ科)
2013年7月15日 中泊町・青森
近くで、もう1個発見。
この角度から見ると、虫えいではなさそうで、
明らかに、何かの虫の蛹(まゆ)だ。
このようなスカシダワラ状の繭を作る虫は、
大きな蛾のクスサンが、良く知られているのだが・・・
このスカシダワラは、案内していただいたnabita氏によると、
シロスジタコゾウムシという甲虫の蛹のようだ。
シロスジタコゾウムシ(ゾウムシ科)
2013年7月15日 中泊町・青森
さらに、3個目を発見!!!
こっちは、中にまだ幼虫のようなものが見える。
製造元(?)のシロスジタコゾウムシは、
一応、セリ科の作物の害虫ということになっている。
昆虫類の蛹は、基本的に無防備であり、多くの場合、
葉の陰や地中など目立たないところに作られる。
一体なぜ、このゾウムシ君は、
緑色の葉っぱの表側に(しかも、ど真ん中に!)、
かなりエネルギーを使って繭を作るようになったのだろうか?
まさに、「食えるものなら、食ってみろ!!」だ。
今回は、とりあえず不思議なものを見たということで・・・