不思議な昆虫、この子は何組?
生物多様性?! COP10?!
でも、昆虫の世界は、あまりにも多様性が過ぎる。
見方を変えれば、種を細かく分化することによって、
地球上のどんな場所にでも、昆虫類は棲息できるとも言えるが・・・
我々の子供のころは、動物の種類が100万種で、
そのうち昆虫の種類が75万種とされていた。
最近では、分類学の進歩(?)と、
世界各地(秘境)への交通手段の発達によって、
昆虫は、数百万種程度はいるだろうと言われている。
これだけ種類が多いと、ちょっと見ただけでは、
その子が何組なのか分からない場合がある。
今日、手持ちの写真で紹介する子は、???の程度は低いが・・・・
2006年8月20日【オオヒョウタンゴミムシ(オサムシ科)】徳島・吉野川河口
大あごの感じが、一見クワガタにも見えるが、この子はゴミムシの仲間だ。
比較的綺麗な砂浜周辺に棲息するらしい。
県(地域)によっては、絶滅危惧種にもなっている。
2010年5月30日【マダラガガンボ(ガガンボ科)】青森・白神
この子も、ちょっと見たところでは、何組かわからない。
結構大きい!!(体長で約30mm以上)
まさか、ガガンボとは?
2010年7月4日【クロテングスケバ(テングスケバ科)】北海道・厚間林道
セミを小さくしたような雰囲気を持っているが、
この仲間は、結構ユニークな形をしていることが多い。
でもあと、ひと工夫欲しかったか。
2010年7月30日【ウスバカゲロウ(ウスバカゲロウ科)】青森編傘林道
一見トンボだが、この子が有名なアリジゴク(蟻地獄?)の親だ。
もちろん、この和名は薄馬鹿下郎ではない。
しかし、飛び方はヨロヨロである。
2003年8月10日【オオクシヒゲシマメイガ(メイガ科)】青森・深浦
この子は、何かに擬態してるつもりのようだが、
最初に見たときはちょっとびっくり。。。。
でも、やっぱり、蛾だね、君は。