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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

昆虫クイズ【その3】の答え

昆虫クイズ【その3】の正解発表です。

今回、都合でまだ問題を見ていない方へ!

このまま、正解を見る前に、
左側のカレンダーの10月23日をクリックして、
是非、「レベル33」の問題にチャレンジしてみてください。

 


「レベル1」に関しては、
特に説明はいらないと思います。
トビナナフシが2匹います。


「レベル2」に関しては、
カマキリが予想外に大きく写っていた・・・
と感じていただければ嬉しいです(?)。


そして、「レベル33」の写真です。

  
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ】青森・だんぶり池


 ピンクのマル印の中に、
ハイイロセダカモクメという蛾の幼虫がいます。
写真をクリックして、拡大画像をご覧ください。


体の形・色・模様・サイズすべてにおいて、
寄主植物であるヨモギの花穂と、
全く見分けがつかないほどの見事な擬態です。




 マル印の中でも、わかりにくいと思いますので、
強制的に別の葉っぱの上に置いた写真を貼ります。

  
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ】青森・だんぶり池


この写真を見ても、
日本の昆虫の隠蔽的擬態のベストワンと言ってもおかしくない
すばらしい芸術的な擬態だと思います。


やや興奮状態で、この子の写真を撮りまくりましたので、
別の機会にまた紹介しますので、どこに写っているか探してみてください。



しかし、このハイロセダカモクメという名前は、
もう少し何とかならなかったのかなぁ~!

このブログの開始ページ(9月9日)で紹介した
アシナガバチそっくりの蛾「セズジスカシバ」の和名と同様、
もう少し、この努力に敬意を表した名前でも良かったのかと・・・・・

いずれにしても、
この子に拍手です。
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