忍者ブログ
  • 2017.07
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2017.09
偶然と必然? ヨモギネムシガとシロズオオヨコバイ


類縁関係のない虫が、全く偶然に、
互いに良く似た姿かたちになることは、
自然界では、良くあることだ。

両種とも、良く目立つ色彩である場合には、
どちらか一方に、何かしらの適応的な意味があることが多く、
その関係を、擬態(ベイツ型擬態)と呼ぶ。


このような擬態という概念は、非常に興味深い現象が多く、
このブログでも、しばしば紹介してきた。
↓  ↓  ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110114/1/

 

ところが、(多分)モデルと擬態者の関係ではなく、
全く偶然に、互いに良く似ている場合もあるようだ。

 

 


まずは、だんぶり池のヨモギの葉っぱで見つけた、
前衛的な模様のこの子から・・・

 

 


ヨモギネムシガ(ハマキガ科)

2013年7月12日 だんぶり池・青森

茶色の前翅に、あまり見かけない白い模様がある。

中央の茶色の部分だけに注目すると、
スカートをはいた女の子のようにも見える。
⇒(最近流行のだまし絵のようだ)

ただ、この白い模様の形は、かなり変異が多いようで、
残念ながら、写真が悪くお見せできないのだが、
先端部分が、オーム(Ω)型に繋がった模様も多い。

 

 

 

 

ヨモギネムシガ(ハマキガ科)

2013年7月12日 だんぶり池・青森

名前が示すように、ヨモギの葉っぱで良く見かける。

私は、ハイイロセダカモクメ幼虫の関係もあって、
ヨモギの葉っぱにいる虫(幼虫も!)を、
必死に探すことが多いのだが、
それらしい、この子の幼虫は見たことがない。

もしかしたら、葉っぱを巻いて、
その中に潜り込んでいるのかもしれない。


いずれにしても、寄主植物のヨモギには、
有毒物質は含まれていないはずだ。

 

 

 

そして、酸ヶ湯温泉で見つけたこの子は、
カメムシ目のヨコバイの仲間であるが、
姿かたちが、上のハマキガとそっくりである。

 

 

 

シロズオオヨコバイ(オオヨコバイ科)

2013年10月10日 酸ヶ湯温泉・青森

最初に見つけたときは、上のヨモギネムシガを思い出した。

この子のオーム(Ω)の色は、赤褐色であるが、
多くは、真っ黒のようである。


おそらく、カメラレンズの特徴からか、
写真で見ると、明らかに違って見えるのだが・・・

 

 

 

 

シロズオオヨコバイ(オオヨコバイ科)

2013年10月10日 酸ヶ湯温泉・青森

ネット情報では、雌雄で模様の雰囲気が違うようだ。

また、雌雄の差ではないようだが、
オーム型が真っ黒な個体も、ときどき見かける。

個人的は、オームが赤いタイプの方が好きだ。


寄主植物はヤナギなので、おそらく有毒植物ではない。

 

 


という訳で、今回の両種が良く似ているのは、
擬態関係ではなく、偶然の結果だろう。


もちろん、未知の(単に私が知らないだけ!!)の、
モデルとなった不味成分を体内に持つ3番目の種が、
いるかもしれないのだが・・・

 

   

拍手[16回]

PR
【2014/12/18 06:47 】 | ちょっと不思議 | 有り難いご意見(0)
<<偶然と必然? ヨツメトビケラとシロモンヒメハマキ | ホーム | 擬態??④/④ サイズの違い>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>