春の珍事?! ① ヒラタアオコガネ
子供たちが半袖シャツで遊んでいる4月の暖かな日、
散歩中の近くの公園で、不思議な光景を見た。
まだまだ茶色の芝生の上を、沢山の小さなコガネムシが、
何かを探しているかのように、飛び回っていたのだ。
ヒラタアオコガネ(コガネムシ科)
2014年4月24日 東海村・茨城
ただ、飛んでる虫の写真を撮るのは難しい!!
そんなときに便利なのが、デジカメの連射機能だ。
AFモードにして、ただシャッターを押し続けるだけ・・・
その結果が、こんな感じの写真だ。
赤丸が飛行中、青丸が歩行中のヒラタアオコガネ。
(⇒写真をクリックすると、拡大します)
当然、ムクドリやツグミ、カラスなどの野鳥類も、
こんなに楽して手に入る餌を、見逃すはずがない。
ツグミとヒラタアオコガネ
2014年4月24日 東海村・茨城
こちらは、もっと分かりにくいが、赤丸の中に、
飛び回っているコガネが写っている。
ツグミの目の前に、かすかに見える沢山の黒い点も、
おそらく、ヒラタアオコガネだろう。
他にも、野鳥類が・・・・
(まだ、野鳥シリーズを引きずっている?)
芝生から少し離れた雑草地(?)には、
3匹のムクドリがいるが、
芝生には、先客のカラスがいるので、近づけないようだ。
私も、もう少し近づいて、コガネの写真を!!
ヒラタアオコガネ(コガネムシ科)
2014年4月24日 東海村・茨城
これは、ちょっとだけ異様な雰囲気のコガネムシだ。
何か意味があるのか、フサフサとした白い毛が、
体のまわりを取り囲むように生えているのだ。
もともとは、南方系の種類のようだが、例によって(?)、
最近は、関東でも見かけるようになったらしい。
以下ネット情報・・・・
ヒラタアオコガネ(コガネムシ科)
2014年4月24日 東海村・茨城
実は、このコガネ、他の多くのコガネ類とは違って、
秋には、成虫になって、そのまま土中で越冬するのだ。
だから、ちょっと暖かくなると、
朝早い時間に集団で配偶行動をするようで、
芝生の上を、沢山の雄が、雌を探して飛び回る。
おそらく、雌の放出する性フェロモンに反応してるのだろう。
最後に、もう一度、飛翔中の写真!!
ヒラタアオコガネ(コガネムシ科)
2014年4月24日 東海村・茨城
何10枚か連射しながら飛行中の写真を撮ったが、
トリミングしたこの写真が、残念ながらベストショットだ。
(これ以上は、私には無理だ!?)
こんな珍しい場面に遭遇出来て、
今年は、春から縁起がいい?