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【2017/12/16 19:55 】 |
警戒色の虫たちと有毒植物④ イラクサ科

虫を探しながら、夢中で写真を撮っていると、
突然、手に鋭い痛みが走ることがある。

その原因の多くは、ノバラ類のトゲであるが、
イラクサ(刺草)に触ってしまった場合も少なくない。


良く知られているように、イラクサの仲間には、
葉っぱと茎に刺毛があり、無意識に触ってしまうと、
鋭い痛みと痒みが残ることがあるのだ。

バラのトゲのように、物理的な痛みだけでなく、
イラクサには、化学物質による痛み(!)もある。

ただ、何故イラクサ類の有毒成分が、
このような痛みの原因にあるのか、
ちょっとだけ不思議な気がする。

 ⇒ネット情報では、多くの種にはギ酸、
  セロトニン、ヒスタミンなどが、
  含まれているとされるが、それが、
  本当に鋭い痛みの原因なのだろうか?




そんなイラクサ科の植物の葉っぱを、
さりげなく食べる虫たちが結構たくさんいる!!






フクラスズメ幼虫(ヤガ科)

2010年8月23日 だんぶり池・青森

フクラスズメの幼虫は、イラクサ科のイラクサや、
カラムシ、ヤブマオなどの葉っぱを食べる。

体色は、黄色と黒色のツートンカラーに、
赤い斑紋が並ぶ明らかな警告色である。

 ⇒ただ、この雰囲気の幼虫を、
  野鳥類が、食べるかどうかは不明である。

  もし、食べたとしても、
  あまり好きではなさそう・・・?









サカハチチョウ幼虫(タテハチョウ科)


2013年7月14日 蔦温泉・青森

この子は、上のフクラスズメ幼虫の身体に、
いかにも危なそうなトゲトゲで武装している。

食草は、イラクサ科のコアカソとされるが、
アカソの仲間(ヤブマオ属)では、
毒性は確認されていないよだ。

 ⇒目立ちやすい警戒色であるが、
  フクラスズメ幼虫と同様に、
  野鳥類が食べるかどうかは、
  余り情報がないのだ。


ただ、どう考えても、捕食者は、
一般的な「好き嫌い」の範疇で考えれば、
前報のモンシロチョウ幼虫よりも、
好んで食べることはないように思う。








その一方で・・・・







ウコンノメイガ幼虫(メイガ科)


2013年6月12日 安曇野・長野

アカソの葉っぱをよく観察すると、
数枚の葉を縦長の円筒状に巻き込み、
糸でつづり合わせたようなものが見つかる。

巻葉と呼ばれるウコンノメイガ幼虫の巣である。

内部を調べると、右上の写真のような、
ウコンノメイガ幼虫が見つかる。


この子は、大豆の葉っぱも食べるので、
基本的に体色は、警告色ではない。






・・・というわけで、


イラクサ科の植物を食べる虫たちの中にも、
明らかな警戒色と保護色の種類がいるので、
前回のアブラナ科植物と同じ状況と考えられる?



(次回、セリ科植物に続きます)






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【2016/03/28 06:25 】 | ちょっと不思議 | 有り難いご意見(0)
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