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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

飛び立つ瞬間

多くの虫たちは、翅を持っていて、
空中を飛びまわることができる。

ヤンマやスズメガのように、
空中でホバリングする虫たちは、
最近のデジカメならば、以前紹介したように、比較的簡単に撮れる。

http://kamemusi.no-mania.com/Date/20101210/1/
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110804/1/

しかし、普通に虫が飛んでいる姿を撮るのは、
特殊な装置が必要である。

ただ、甲虫類は、飛び立つ直前に、
翅を広げている瞬間が比較的長い。

だから、普通に静止写真を撮ろうとして、
偶然に飛び立つ瞬間を撮れることがある。


今回は、そんな簡単に撮れた写真を紹介する。


アカハネムシ(アカハネムシ科)
 
2010年5月30日 白神・青森

多くの場合、このような写真を撮る前に、
数枚の静止している状態を撮っている。


 

コガネの一種(コガネムシ科)
 
2010年6月29日 十勝・北海道

そして、被写体に、より近づいた瞬間に、
偶然このような写真が撮れるのだ。

 


ベニボタル(ベニボタル科)
 
2011年7月24日 白岩森林公園・青森

甲虫類のこのような写真は、よく見かける。

簡単に撮れる理由のひとつは、
こうしている時間が比較的長いからである。

 


コフキコガネの一種(コガネムシ科)
 
2011年7月24日 志賀坊森林公園・青森

この子は、結構長い時間、ウォーミングアップしていた。
だから、数枚の同じような写真を撮ることができた。

 


ムツモンオトシブミ(オトシブミ科)
 
2011年6月3日 だんぶり池・青森

この子も、飛び立つまでの時間が長い。
だから、甲虫類は、飛び立って逃げるよりも、
地面に落下して、逃げる種類も多いのだ。

 


アトボシハムシ(ハムシ科)
 
2011年10月11日 だんぶり池・青森

秋も深まり、気温が低い午前中には、
ウォーミングアップというより、
太陽の光を全身に受け止めようとしているようだ。

 

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