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ちょっとだけ珍しいカメムシ【1】

あらゆる生物は、ちょっとだけ不思議なことに、
その種類に属する個体数が比較的多い種類と、少ない種類が存在する。

昆虫マニアにとっては、この事実は、必要以上に重大で、
「採集品の価値(価格ではない!)に差がついてくる」
という意味のない差別化の原因となっている。

もちろん、それ以外の人(!!)にとっても、この問題は重要で、
種類によっては、害虫と呼ばれたり、絶滅危惧種と言われたりする。

カメムシの場合も例外ではなく、
個体数の非常に多い種類と、非常に少ない種類が当然いる。

今回は、非常に少ない種(発見しにくい?)のカメムシを紹介する。

 
 

トホシカメムシ(カメムシ科)
 
2011年6月29日 白岩森林公園・青森

間違いなく偶然だと思うが、発見したとき、
イネ科植物の葉に静止していた。

これでは、まるでエビイロカメムシではないか?
本当に、一瞬、そう思った。

何と、富士山で出会って以来、10数年ぶりの再会である。
この子は、関東以西では、ある程度の山地で発見される希少種なのである。

でも、北海道では、普通種との噂もある・・・

 
 

アシアカカメムシ(カメムシ科)
 
2003年8月12日 青荷温泉・青森

ブナ林で発見される大型のカメムシで、
以前紹介したツノアオカメムシと同じPentatoma属である。

灯火採集すると、ときどき飛来するので、個体数は少なくないと思われるが、
樹上に生息するので、なかなか採る(撮る?)ことができない。

 


イシハラカメムシ(カメムシ科)
 
2011年5月29日 だんぶり池・青森

まさか、イシハラカメムシがだんぶり池で撮れるとは?

学名【Brachynema ishiharai Linnavuor】が示すとおり、
愛媛大学の故石原保教授の名前が付いたカメムシである。

石原先生とは、四国に住んでいた頃、
昆虫学会の四国支部大会の採集会で、何度かお会いしたが、
「目にすることのできる昆虫類は、全て名前が分かるのではないか」
という何か特別のオーラを感じたものである。

 
 

ズグロシラホシカメムシ(カメムシ科)
 
2011年6月26日 だんぶり池・青森

ちょっと油断していると、「またシラホシカメムシか?」と、
思ってしまうような目立たない珍品である。
しかし、よく見ると、背中の黒と白の配色が強烈で、
他のシラホシカメムシ類には見られないインパクトがある。

前種イシハラカメムシと同様に、「日本原色カメムシ図鑑」には、
掲載されていない種である。

 
 

ナシカメムシ(クヌギカメムシ科)
 
2010年8月8日 郡山・福島

これは、梨や桜の害虫扱いされているが、
個体数は、かなり少ないと思う。

だから、個人的には「珍品害虫」であると思っている。

この言葉は、私の造語であるが、
一時イネの大害虫ニカメイガも、その仲間であった。


(つづく)
 

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【2011/06/30 15:05 】 | カメムシの種類 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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