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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

やっぱりカッコイイ!! トホシカメムシ

今月は、「カメムシ写真強化月間」です。
頑張って、不定期にブログ更新します。

お気づきのように、ここ数回は、
カメムシ類のそれぞれの科を代表するような大型種を、
順次取り上げてきた。

それでは、肝心のカメムシ科を代表する大型種は???

 

個人的には、ツノアオカメムシかトホシカメムシか、
かなり迷うところではあるが・・・・・・(注)

 


日本産カメムシ科の大型種トホシカメムシ。
Lelia decempunctata Motschulsky,1860

通常は、鮮やかな黄色~黄褐色で、
前胸部の両端が、前方に突出した大きなカメムシ。

山地の広葉樹林で見られ、ニレ類、カエデ類、サクラ類、
ミズキなどの樹上に生息している。

だから普通は、あまり目にすることはなく、
珍品として、問題ないと思う。

 


トホシカメムシ(カメムシ科)

2011年11月1日 玉川ダム・秋田

カメムシの仲間は、個性的な形態のものが目立つ。

多くのカメムシのツノの部分(前胸背側角)は、
外側(?)に突き出すのが普通だ。
しかし、トホシカメムシは、例外で、前方に突き出している。

 

 


トホシカメムシ(カメムシ科)

2012年10月14日 浅瀬石ダム・青森

この子のように、普段は樹上部にいるので、
なかなか見つけにくいカメムシ類は、
晩秋のダムサイトで撮るのが一番手っ取り早い。

 

 


トホシカメムシ(カメムシ科)

2012年7月21日 白岩森林公園・青森

前胸部に4つ、小楯板に6つの黒い斑紋があり、
これが、トホシカメムシという和名が付いた由来だろう。

ただ、前翅革質部にも黒点が2つ目立つので、
多少の違和感があるのだが・・・(ジュウニホシ?)

 

 


トホシカメムシ(カメムシ科)

2012年10月14日 浅瀬石ダム・青森

実は、お腹側の色も個性的(?)で、きれいな色あいである。

数えてはいないが、お腹にも黒い斑紋がいくつかある。

 

 


トホシカメムシ(カメムシ科)

2011年9月8日 白岩森林公園・青森

これは、脱皮直後の終齢(多分5齢)幼虫。

この状態をテネラルと呼ぶが、ツノが前方に突き出して、
さりげなく、成虫の面影がある。

ただ、腹部にある3か所の臭線開口部は、まさに幼虫である。

 

 

(注)今回は選にもれたツノアオカメムシの方は、
   何度かこのブログで紹介した。
   ↓   ↓   ↓
   http://kamemusi.no-mania.com/Date/20101021/1/

   
   
   私のカメムシ採集の原点となったカメムシである。

        

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