マジカル・ムシトリー・ツアー カメムシ②
(前回のつづき)
MMT中は、基本的には、道の駅で車中泊する。
最近は、どこにでもコンビニがあって、
立ち寄り湯やスーパー銭湯も、結構目立つようになった。
それでも、3日に1回は、
ネット環境のあるビジネスホテルに泊まる。
今回のMMTで、カメラのシャッターを押した回数は、
SDカードの記録から、4231回。
もちろん、その場ですぐに削除したのもあるので、
パソコンに残された写真は、約3000枚だ。
その中から、今回は26種類のカメムシの写真を、
日付順に、紹介していることになる。
アカアシクチブトカメムシ(カメムシ科)
2014年5月29日 常念岳山麓・長野
俗に言う「珍品」のカメムシである。
年に1回でも出会えれば、良しとするレベルだ!
多分オオツマキヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
2014年5月29日 常念岳山麓・長野
写真だけでは、ツマキヘリカメムシと識別不能だが、
北日本では、圧倒的にオオツマキヘリカメムシが多い。
長野県では、どうなんだろうか?
エゾアオカメムシ(カメムシ科)
2014年5月30日 荒船山・群馬
直射日光を斜めから浴びて光沢があるので、
最初は、ツヤアオカメムシのように見えたが、
膜質部は、明らかに茶色に見える。
ムラサキナガカメムシ(ナガカメムシ科)
2014年5月30日 荒船山・群馬
普段は、見逃してしまいそうな、小さなカメムシ。
今回が、初撮りである。
セアカツノカメムシ(ツノカメムシ科)
2014年5月30日 荒船山・群馬
大型ツノカメのなかでは、最も普通種だろう。
でも、何となくツノカメは気品がある?
スコットカメムシ(カメムシ科)
2014年5月30日 荒船山・群馬
冬季、家屋に浸入する不快害虫とされる。
ここ数年、晩秋のダムサイトで見る限り、
発生量は、かなり多いようだ。
ビロードサシガメ(サシガメ科)
2014年5月31日 筑波山・茨城
サシガメの仲間で、一番好きな種類だが、
まあ希少種だと思う。
この写真では、色が良く出ていないが、
名前のとおり、微妙なビロード色は秀逸である。
エビイロカメムシ(カメムシ科)
2014年5月31日 筑波山・茨城
ススキの葉で良く見かける種類だが、
そういえば、最近見る機会が少なくなった。
(つづく)