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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

一本の桜の木に、4種のカメムシが!!

白河市にある南湖公園は、日本最古の公園と言われている。

国道に一番近い駐車場の真ん中に、
そんなに大きくない一本の桜の木がある。

その木で、4種類のカメムシをほぼ同時に発見した。

 

最初に見つけたカメムシには、ちょっとビックリ。

 

アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

まさか? と言う感じで、アカスジキンカメムシが、
小さな葉っぱの真ん中に、陣取っていた。

5日前に、父娘で大騒ぎしながら脱皮の瞬間を見た興奮を、
さりげなく思い出させてくれた。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120608/1/


 

 

チャバネアオカメムシ(カメムシ科)

2012年5月29日 南湖公園・福島

そして、そのすぐ隣には、
それこそ、どこにでもいるチャバネアオカメムシが!!

軽く体を動かしながら、私も撮ってよ! と誘っている。

しかたがないので、一枚だけ・・・

 

 

クサギカメムシ(キンカメムシ科)
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

さらに、その横には、これも果樹害虫の
クサギカメムシが見え隠れしている。

まあ、この子も、一枚だけ・・・


 


でも、ここで終わっては、面白くもなんともない。



 


カメムシの仲間の幼虫
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

最後に、見たこともないカメムシの幼虫がいた!!


クチブトカメか、ツノカメの終齢幼虫だろうか?


それにしても、福島県の5月末である。

この時期に、なんで終齢幼虫がいるのだ?

カメムシの仲間で、幼虫越冬するのは、そんなに多くないはずだ。

 

成虫で越冬した親が産んだ卵からの幼虫だろうか?

 

現在、ネット上で、種名を調査中であるが、
「この子ではないだろう!」というものばかりで、
なかなかピッタリのものが見つからない。


と言うわけで、情報収集も兼ねて、
中途半端な状態で掲載しました。

もし何かコメントがありましたら、是非お願いします。
 

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