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  • 2017.10
北限(?)のミナミトゲヘリカメムシ


先日、写真の整理をしていて、
ちょっと違和感のある虫が見つかった。

・・・私の場合、普通にあることなのだが!?


写真撮影時には、そんな南方系の虫が、
茨城の東海村にいるなんて、思っても見なかったので、
さりげなく、良く似た別の虫のフォルダーに入れてしまった。

 


フォルダーは、オオクモヘリカメムシ Anacanthocoris striicornis (Scott)

入れ間違えたのは、ミナミトゲヘリカメムシ Paradasynus spinosus Hsiao


 ⇒別属のヘリカメで、和名からは、
  似てることが、全く想像できない??

 

 


まずは、オオクモヘリカメムシの写真から!!

 

 


オオクモヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)

2011年6月11日 東海村・茨城

撮影場所の公園にあるネムノキで、ときどき見かける。

ただのクモヘリカメムシとは全く雰囲気が異なり、
緑色と黒褐色のコントラストがはっきりして、
個人的に好きな部類の大型ヘリカメである。


【さりげなく大きい?! オオクモヘリカメムシ】
 ↓   ↓   ↓
 http://kamemusi.no-mania.com/Date/20131113/1/


2年前の上記のページで、ミナミトゲヘリカメムシについて、

 ちょっとだけマニアックであるが、
 一見間違えやすいミナミトゲヘリカメムシというのがいる。
 でも、南方系の種なので、少なくとも関東から北では、
 別によく見なくても、大丈夫だ

と書いてしまったように、そのときには、
茨城で見つかるとは、まったく思っていなかった。

 

 

 

そして、お待たせしました。

・・・噂のミナミトゲヘリカメムシ!!


 ⇒写真撮影は、さらにその1年前(2012年)である。

 

 

 


ミナミトゲヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)

2012年10月2日 東海村・茨城

どうだろうか? 体型も大きさも、
オオクモヘリカメムシそっくりだ。

撮影したのは上の写真と同じ公園で、
当然付近には、ネムノキが沢山ある。


 ⇒撮影場所が近いということも、
  間違えた原因かもと、多少の自己弁護?

 

ただ、よく見れば、緑色の部分がなく、
名前の由来となった前胸の鋭い棘が特徴的だ。

 

 

 

 

ミナミトゲヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)

2012年10月2日 東海村・茨城

カメムシ図鑑第3巻には、寄主植物はクスノキ科だが、
かんきつ類を加害することもあり、侵入害虫とされ、
「別属のオオクモヘリカメムシと、しばしば誤認される」
と、わざわざ書かれているほどである。

なお、当該図鑑の出版時(初版:2012年)には、
関東地方が北限と記述されている。


 ⇒私の記憶では、10数年ほど前までは、
  和歌山県が北限とされていたはずで、
  わずか10年で、関東まで北上した。

 

今回の発見場所は、茨城県のほぼ真ん中の東海村なので、
この時点で、北限に近い場所だったのだろう。


当然、地球温暖化の影響もあるのだろうが、
今後も、どんどん北上していくのか微妙なところだ。


 ⇒さすがに青森県には、クスノキもかんきつ類も、
  おそらく自生していないので・・・・

 

 

  

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