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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

マジか! 間近のノスリ!!


弘前市内の自宅から、車で15分ほどの、
通い慣れた「だんぶり池」の林道でも、
まだまだ、不思議なことに出会う。

 

ふと前方に、何かの気配を感じて、立ち止まると、
切り出した材木の上に、大きな鳥がいるのが見えた。

 


ノスリ(タカ科)

2015年6月18日 だんぶり池・青森

最初は、かなり気を使って、そっと近づいたが、
鋭くとがった嘴が見えて、ちょっとビックリ。

そして、木の葉の影に身を隠しながら、
震える手で(?)、シャッターを切った。


ターゲットの鳥は、付近の様子を、
かなり気にしているような仕草だった。

 

 

 

ノスリ(タカ科)

2015年6月18日 だんぶり池・青森

少し移動すると、完全に目が合ってしまった。


すぐに、飛んで逃げてしまうかと思ったが、
全く、そんな気配はなかった。


背景のボケ具合を見てお分かりのように、
ズーム機能のないマクロレンズで撮っているので、
その距離は、わずか数メートルしかない。

こんな至近距離で、猛禽類の写真を撮れるのは、
動物園でも、なかなかチャンスはない(?)


 ⇒幼鳥で、まだ飛べないのか?
  怪我でもしてるのか?


とも、思ったのだが・・・・

 

 

 


ノスリ(タカ科)

2015年6月18日 だんぶり池・青森

ゆっくりと、回り込むように近づいても、
目をそらすことなく、首を回しながら、
じっと、私を見つめている。

 


この写真を見て、妻は言った。

「切ないくらい可愛い!!」


もちろん、そんな目で見つめられたら、
おじさんだって、メロメロになってしまう。

 ⇒この子が雌なのかどうか、全く分からないが・・・

 

 

 


ノスリ(タカ科)

2015年6月18日 だんぶり池・青森

ちょっと待て! この子は猛禽類だぞ!

しかも、以前のブログで、
動物の目は本当は怖いという記事を書いた。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20150226/1/


 ⇒やっぱり、目だけを見ると、ちょっと怖い?

 

 

 


ノスリ(タカ科)

2015年6月18日 だんぶり池・青森

帰り道に、もう一度その場所に行ってみると、
約10メートルほど離れた空き地に、
凛々しい猛禽類らしい後姿が見えた。


今度はズームレンズで撮影!!


 ⇒良かった!!!  飛べるんだ!!?

 


さりげなく調べたネット情報では、

 ①虹彩は、成鳥は暗褐色で、幼鳥は濁った黄色。
 ②蝋膜(ろうまく)は、成鳥は黄色で、幼鳥は灰色。

とのことで、写真で見る限り、幼鳥ではなさそうだ【注】

 

ただし、完全に性成熟するまでに、2~3年かかるようで、
 やっぱり、この子は「美少女!!」だったのだ・・・・多分?

 

 


【注】虹彩:角膜と水晶体の間にある薄い膜。
      瞳孔の大きさを調節して、
      網膜に入る光の量を調節する役割を持つ

      簡単に言えば、目の色。 ⇒黒色

   蝋膜:猛禽類などの上くちばしの付け根を覆う肉質の部分。

      簡単に言えば、目と目の間。 ⇒黄色






    

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