なるほど、そうやって子孫を残すのか? だんぶり池のカメムシ
だんぶり池近くの林道を歩きながらカメムシを探していると、
よく目立つ葉っぱの表面で、
正々堂々と交尾しているカップルに出会う
こういうときは、ちょっと声を掛けてから(嘘!)
デジカメのシャッターを切るようにしているが・・・
よく見かける5組のカップルを紹介しよう。
エゾアオカメムシ:
2010年6月10日【エゾアオカメムシ】だんぶり池
関東以西では、山地に多く見られるが、
東北では平野部にも多く、ダイズ、イネ、果樹などの害虫とされる。
だんぶり池の林道では、目につく範囲では、個体数が最も多い。
チャバネアオカメムシ:
2010年6月19日【チャバネアオカメムシ】だんぶり池
果樹害虫の代表的存在で、個体数も多い。
民家に侵入して集団で越冬することがある。
この場所では、たまにしか見かけない。
学生時代、サクランボの種子で、飼育しようとしたが・・・・
アカスジカメムシ:
2010年9月12日【アカスジカメムシ】だんぶり池
セリ科の花に集まる。赤と黒の警戒色で、
触ってもほとんど匂いを出さない。
近くに寄っても逃げないし、見栄えがするので、
多くのカメラマンの被写体になっている。
トゲカメムシ:
2010年9月7日【トゲカメムシ】だんぶり池
このカメムシも、関東以西では山地でしか見たことがない。
自宅から10分のところで、普通に見られるとは!
(思えば遠くへ来たもんだ・・・・ちょっと古いか?)
ベニモンツノカメムシ:
2010年6月10日【ベニモンツノカメムシ】だんぶり池
私にとって、何故か、ツノカメは高貴なイメージがある。
ツノカメムシ科の仲間は、昔から、山に行かないと採れないし、
他のカメムシ類とは、ちょっと違う雰囲気を持っている。
これで、少なくとも、また来年この子たちの子孫に、
必ず出会えるはずだ。