惜しい!!! でもヘタクソ?? イオウイロハシリグモ
虫を探しながら、ブラブラと歩いていると、
カマキリやクモなどの捕食者が、獲物を狙っている場面に、
出会うことが少なくない。
運が良ければ、獲物を捕まえる瞬間を、偶然見ることもできる。
ただし、その瞬間を写真に撮るのは難しい。
一度だけ、ヨモギの花穂にいたクチブトカメムシが、
ハイイロセダカモクメ幼虫を捕獲するところを、
連続写真で記録することができたが・・・・
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http://kamemusi.no-mania.com/Date/20111018/1/
今回の捕食者は、イオウイロハシリグモ。
だんぶり池では、多分一番良く見かけるクモである。
しかし、地上徘徊性の網を張らないクモは、
以前にも紹介したように、予想外にヘタクソである。
実験的には、クモの種類にもよるが、
30~60%程度の捕獲成功率であることが分かっている。
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http://kamemusi.no-mania.com/Date/20101109/1/
さて、今回はどうだろうか・・・・・・
イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)
2011年6月29日 白岩森林公園・青森
シシウドの花の真ん中に陣取って、
イオウハシリグモが獲物を待っている。
目の前に、マルハナバチ(多分!)がいる。
2011年6月29日 白岩森林公園・青森
多分、クモがいることに気付いていないハチは、
より近くに移動してきた。
これは、完全に射程距離に入っているだろう。
クモは、ここまで、全く動いていない。
クモの足の位置が、微妙に変化して、
ハチに飛びつく寸前である。
イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)
2011年6月29日 白岩森林公園・青森
しかし、その衝撃の瞬間は、訪れる事はなかった。
ヘタクソグモのやっちゃった瞬間・・・・