虫を食べる野鳥類⑩ メジロ
子育ての時だけ(?)、虫を捕獲する野鳥類も多い。
その代表(?)が、メジロだ。
普段の食べ物は、花の蜜や果実のようだ。
ちなみに、「目白押し」という言葉は、
メジロが群れで眠るときに、一か所の枝に、
横並びに寄り添って止まることからきたようだ。
ただ、本当にそんな状況で寝るのかどうかは、
良くわからないが、私は(写真でも)見たことはない。
桜の花が満開!!
ちょっと写真が小さいが、
花の下から蜜を吸う鳥が写っている。
見ていると、かなり頻繁に花から花へ移動するので、
最初は、虫を探しているのかとも思ったが・・・
まだ、子育ての時期ではないだろう。
この個体も、桜の花の蜜を、
下から、吸っているのだろうか?
でも、巣にいるヒナ鳥を育てるときは、
小型昆虫やクモなどの動物性の餌を与える。
育ちざかりの幼鳥の食べ物が、
さすがに、炭水化物(花の蜜や果物の汁)だけ、
という訳にはいかないだろう。
自分では、虫を食べることはないのだろうか?
もしそうならば、この記事のタイトルが、
完全に間違っていることになる????
どうでも良いことではあるが、
メジロとは言え、目玉が白いわけではない。
(⇒英名も white-eye と言う)
白いのは、目のまわり(縁取り:アイリング)で、
本物の目玉は、普通の鳥類と同じように、真っ黒である。
ただその白さは、写真のように、半端ではない。
もう一つの不思議は、背中の羽の色である。
他に例えようのない微妙な色は、
間違いなく、ウグイス色と世間で言われている色だ。
(⇒昔のJR山手線の車両は、黄緑っぽい色であり、
駅員も京浜東北線の青色と区別するように、
山手線の色を、ウグイス色と呼んでいた。)
だから、最初は、みんな間違えるのさ!
メジロを、ウグイスと!!
(⇒次回紹介予定のウグイスの羽の色は、ウグイス色ではない?)