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  • 2017.07
かろうじてミラクル擬態?? チャイロオオイシアブ


野外で普通に見つけたときには、そうでもないのだが、
写真を撮ってから、忘れた頃にその生態写真だけを見ると、
図鑑に掲載されている写真とは、全く異なって、
例えばその虫が、ハチのなか、アブなのか、
自分の撮った写真でも、判断に迷うことがある。


昔、ある高名な昆虫学者が、講演会で言った
「ハチを見たらアブと思え!」
と言う有名な言葉を思い出す。

 ⇒アブとハチが、逆だったかもしれないが・・・

 


 

・・・例えば、

 

 

 

チャイロオオイシアブ(ムシヒキアブ科)

2011年5月25日 だんぶり池・青森

この写真は、普通に見ればアブだと分かる。

本当は、毛むくじゃらの身体なのだが、
花粉が付いているようにも見える。

 ⇒でも、この子が、アザミの花なんかに止まっていたら、
  ほとんどの人がハチと言うだろう。

 

 

 

それでは、下の写真はどうだろうか?

 ⇒まったく同じ場所で、数分前の撮影である。

 

 


ハチ? アブ??

2011年5月25日 だんぶり池・青森

何を隠そう、過去の写真を整理しているときに、
私自身が「ん!・・・???」となったのだ。


撮影現場では、ハチだと分かっていても、
忘れた頃に写真を見ると、
「あれ! どっちだったかな?」
と思ってしまう典型的な写真である。

 

 


今回の写真に限り、幸か不幸か、
同時に撮った別の写真を、
ハチのホルダーで見つけたのが、
このブログを書くキッカケであった。

 

 

 

マルハナバチの仲間(ミツバチ科)

2011年5月25日 だんぶり池・青森

同一個体の別の写真を見れば、触角の形状からも、
見た目どおりのハチだと分かる。


という訳で、ひとつ上の写真の子は、実は、
モデルとなったマルハナバチの仲間だったのだ。

ネット情報では、青森県には、
以下の5種のハナバチ類が確認されている。

 オオマルハナバチ
 トラマルハナバチ
 ミヤママルハナバチ
 コマルハナバチ
 ヒメマルハナバチ

今回の、写真に写っている子は、
顔の長さや毛の色などから、
トラマルハナバチが一番近いようだ。


いずれにしても、背中の黄色い毛と、脚に付いた花粉が、
チャイロオオイシアブに完全に真似されている。

 

 


そして、もう一度、アブ!!

 

 


チャイロオオイシアブ(ムシヒキアブ科)

2014年5月31日 東海村・茨城

やっぱり、良く似ている。

ムシヒキアブの仲間は、空中で獲物を捕獲することが多く、
獲物の虫が飛び立った直後に、後を追うように、
すぐさま飛び立つのをしばしば目撃する。


この行動の有無でも、アブかハチかは識別可能だ。

捕獲して、翅の数を数えるのが、確実なのだが・・・

 

 


ことわざに、「虻蜂(アブハチ)取らず」というのがある。

意味は、「二兎を追うものは一兎をも得ず」と同じで、
『両方得ようとして欲を出すと、両方とも得られなくなる』
ことだそうで、擬態とは全く関係ないようだ。


このことについての詳細は、是非以下のページをご覧ください。


【君はスズメバチか? ベイツ型擬態】
 ↓   ↓   ↓
 http://kamemusi.no-mania.com/Date/20130905/1/

 

 

 

    

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