忍者ブログ
  • 2017.06
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2017.08
これが保護色だ!! ニイニイゼミ

前回、難易度★★★★の虫たちを紹介した。

今回は、難易度★★★★★のニイニイゼミの特集(?)である。


この子は凄い!!!

関東では、多分一番多いのかもしれない。
どこにでもいるし、いつでも、低く「ジィーー」と鳴いている。

しかし、その姿は、普通見ることはできない。
樹木の高いところで鳴いているからではない。
彼らは、ほぼ完璧な保護色をしているからだ。

 

最初は、背景を選ばなかった場合の写真である。

ニイニイゼミ(セミ科)

2011年8月9日 小山市・栃木

普通見かけるニイニイゼミは、こんな感じである。
これは、道の駅の常夜灯で、前夜の居残り組の一員として見つけた。

この写真で、サーチングイメージを作ってから、
ミラクル保護色(?)のニイニイゼミを探してみてください。

今回は、前回評判の良くなかったカメムシマークは無しです。

 


ニイニイゼミ(セミ科)

2012年8月7日 小泉潟公園・秋田

ニイニイゼミが、写真中央部に見える。

公園の駐車場にあるサクラの木で見つけた。
横縞模様のある樹皮に、見事なまでに溶け込んでいる。

 

 

ニイニイゼミ(セミ科)

2012年8月7日 小泉潟公園・秋田

この子は、灰緑色のコケがある樹皮に、静止している。
おそらく、この位置まで歩いて移動したのだろう。

ニイニイゼミの翅の模様には、かなり個体差があり、
もしかしたら、彼らはそれを知っているのかもしれない????

 

 

ニイニイゼミ(セミ科)

2012年8月7日 小泉潟公園・秋田

この子は、カメラを構えて近付くと、
ちょっと黒っぽく見える部分に、ゆっくり歩いて静止した。

おそらくこの位置がベストだろう。
直前まで少しずれたところにいて、少なくとも私に見つかったのだから。

明らかに、この子も、背景を選んでいるのだ。

 

 

ニイニイゼミ(セミ科)

2012年8月7日 小泉潟公園・秋田

実は、少し後で気がついたのであるが、
この写真には、2匹のニイニイゼミが写っている。

時間があるときに、探してみてください。

 


これだけ完璧に背景に溶け込む保護色なのだが、もし仮に、
この子たちが緑色の葉っぱに静止していたらどうだろうか?

色彩は樹皮そっくりであるが、容姿・形状は、どう見てもセミである。
だから、くっきりとセミの形が浮かび上がって、捕食者に簡単に見つかってしまう。
以前紹介した姿かたちまで枯れ葉にそっくりなマエグロツヅリガとは、
残念ながら全く違うのだ。

ニイニイゼミの保護色は、自ら背景を選ばなければ、全く無効である!!
一方の、枯れ葉擬態のマエグロツヅリガは、枯れ葉の上に静止しているとこは、
捕食者から絶対に見つからない程の完璧な隠蔽的擬態者である。

もし仮に万が一、彼らが緑色の葉っぱの上にいたとしても、
捕食者に襲われる危険は、全くないのだ。

彼らは、蛾ではなく、枯れ葉にしか見えないのだから・・・
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120729/1/


拍手[17回]

PR
【2012/08/30 06:22 】 | 擬態 | 有り難いご意見(0)
<<恐るべし ジュウジナガカメムシ幼虫集団 | ホーム | 背景に溶け込む保護色 どこにいるかな?>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>