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  • 2017.09
コアリガタハネカクシ交尾


弘前周辺の林道をカメラ片手に歩いていると、
緑色の葉っぱの上を、ウロウロと歩き回っている黒い虫が目に付く。

①歩き方と②体色と③サイズと④翅のないところが、アリに似ているので、
コアリガタハネカクシという、そのまんまの名前が付いている【注】


ただ、昔からアリに擬態してるようには見えなかったので、
どこが「アリガタなの?」という感じがしていた。

 


コアリガタハネカクシ(ハネカクシ科)

2011年6月6日 だんぶり池・青森

普段見かけるときには、こんな細長い虫なので、
遠くから見ても、アリのようには見えなかったのだ。

 

 

 

・・・・ところが!!!

 

 


ん!? アリが交尾???

2012年7月4日 白岩森林公園・青森

この写真で見れば、まさにアリなのだ。

最初は、アリが仲間の背中を舐めているのかと思った。


もしかしたら、アリの交尾かも・・・

 

 


コアリガタハネカクシ(ハネカクシ科)

2012年7月4日 白岩森林公園・青森

近づいてよく見ると・・・

やっぱりアリではない!!


アリは、こんな格好では交尾しないはず??

どうやら、コアリガタハネカクシのようだ。

 

 


コアリガタハネカクシ(ハネカクシ科)

2012年7月4日 白岩森林公園・青森

上の写真で、交尾が成立しているように見えたが、
何故か、さりげなく、向きを変えようとしている。

 

 


コアリガタハネカクシ(ハネカクシ科

2012年7月4日 白岩森林公園・青森

最終的に、この格好に落ち着いてしまうのか??

ちょっとだけ不思議な虫だ。

 

 


コアリガタハネカクシ食事中

2011年6月7日 志賀坊森林公園・青森

ちなみに、こんな格好をしているが、
小昆虫などを捕獲して食べる肉食性なのだ。

ただ、今回の獲物は、翅があって、
しかも、大きすぎる感じがするので、
どのような経過で、この写真のようになったのかは、
全く分からないのだが・・・・

 

 

【注】アリガタハネカクシ属 Megalopaederus は、
   日本に4種類知られているが、互いによく似ているため、
   交尾器を見ないと、同定は比較的難しいとされている。

   ①アリガタハネカクシ Megalopaederus poweri  ⇒紀伊半島
   ②コアリガタハネカクシ M. lewisii ⇒本州中部~北部
   ③ワダアリガタハネカクシ M. wadai  ⇒西日本~九州
   ④クロサワアリガタハネカクシ M. kurosawai  ⇒東海地方北部~東部

   しかし、4種はそれぞれ分布域が異なっているので、
   発見場所によって、ある程度の判別は可能だ。

   ⇒⇒⇒これが、良いのだ!!!


   だから、弘前周辺で見かけるのは、 すべて②のコアリガタハネカクシだ。



     

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【2014/09/18 05:43 】 | 擬態 | 有り難いご意見(0)
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