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  • 2017.12
ベイツ型擬態を見破る疑似体験② アブ? ハチ??


昔からアブハチ取らずということわざがあるように、
もともとアブとハチは、姿かたちが良く似ています【注】

この現象は、一般的には、アブの方が、
ハチに擬態しているとみなされています。


ただ、面白いことに、ハチにも色々な種類がおり、
姿かたちのベースが、かなり異なっています。

だから、単にアブがハチに擬態していると言っても、
それぞれの組み合わせがあるのが、ちょっとだけ不思議です。

 

第3回目の疑似体験シリーズとして、前回①は、
黄色のスズメバチ類に擬態したアブを取り上げました。
 ↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20160220/1/

 

今回の「ベイツ型擬態を見破る疑似体験」は、
黒色をベースにしたクロスズメバチ類に、
見事に擬態したアブの仲間です。


 


あなたは、以下の写真の中で、
どの子を手で掴みますか?

 

 
アブ? ハチ??

 





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 


・・・回答です。


まずは、モデルとなったハチは、左上と右下です。

 

 

左上: クロスズメバチ(スズメバチ科)

2010年10月21日 白岩森林公園・青森

クロスズメバチの仲間は、いずれも小形で、
全体的に黒っぽく、腹部には白または黄色の縞模様があります。

この仲間は、棲息域は山間地や山地が主で、
住宅街にで営巣することはほとんどありません。

 

  

 


右下: キオビクロスズメバチ(スズメバチ科)

2012年10月22日 蔦温泉・青森

前種クロスズメバチの「腹部の白い縞模様」が、
そのまま「黄色の縞模様」に変わっています。

ちょっとだけ、前回の黄色タイプのイメージもあります。

 

 

 


・・・ということは、右上と左下の2種は、アブです。


 ⇒前回①よりは、カンタンに見破ることができそうです。

 

 

右上: サッポロヒゲナガアブ(ハナアブ科)

2014年8月20日 八島ヶ原湿原・長野

サッポロと名前が付くが、ネット情報では、
北海道の特産種ではないようです。


 ⇒翅の紋が特徴的であることと、
  別写真の正面の顔から、
  同定は間違いないはずです。


分かりやすく(!)、クロスズメバチに擬態していますが、
ワレモコウの蜜を舐めているので、
スズメバチではなく、やっぱりハナアブです(?)。


  

 


左下: ニトベナガハナアブ(ハナアブ科)

2011年7月3日 白岩森林公園・青森

もともと、クロスズメバチの仲間は、
胸部と腹部の間のくびれが見にくいようです。

ただ、写真のように、腹部の黄色の横線の数が、
本物のクロスズメバチと全く違います。


 ⇒この程度の違いしか目立たないのならば、
  瞬間的に見ると、やはり黒いスズメバチです。

  触角の長さは、明らかに違いますが・・・

 


 

 

【注】手持ちの数種の辞書で確認すると、
   意味は、「二兎を追うものは一兎をも得ず」と同じで、
   『両方得ようとして欲を出すと、両方とも得られなくなる』
   ことだそうで、どうやら擬態とは全く関係なさそうだ。

   でも、ウサギ2匹と、アブとハチ1匹ずつとでは、
   選択するときに、微妙な違いがありそうだが・・・

        

 

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【2016/02/23 07:07 】 | 擬態 | 有り難いご意見(0)
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