こんなとこ撮ってみました【5】 夕日が沈む!!
今回で5回目の「こんなとこ、撮ってみました」シリーズである。
昼間の太陽は、明るすぎて、直接眼で見ることはできない。
何故、明け方と夕方には、真っ赤な太陽を直接見ることができるのだろうか?
⇒朝や夕方は、太陽の高度が低いので、
光が大気の層を斜めに(より多く)通過することになる。
そのため、波長の短い青系統の光は、大気により散乱され、
人の目には届きにくくなる。
一方、波長の長い赤系統の光は、あまり散乱されないので、
明るすぎることがない赤い太陽を、人の目で直接見ることができるのである。
もし、仮に、万が一、この現象がなかったら、
朝晩の車の運転は、絶対にできないだろう????
ちょっとだけ不思議な自然の仕組みに、感謝!?
そんなことが分かってから、下の4枚の写真を見てください。
瀬戸中央自動車道の与島SAは、隠れた夕陽ポイントであり、
その時間は、何故か若いカップルも多い。
西の空が真っ赤になるような夕焼けは、
これから危険な夜が来る信号にも、なっているはずであるが・・・
この写真は、同じ場所から撮ったお気に入りの写真である。
わずか、数分間のシャッターチャンスであった。
夕陽に向かって進んでいく船団よりも早く、
太陽が、あっという間に沈んでいく・・・・
淡路島には、南北に走る神戸淡路鳴門自動車道という
そのまんまの名前の自動車専用道路(?)があって、
徳島に住んでいたころ、しばしば利用した。
その道路にある室津PAは、島の西側付近にあり、
瀬戸内海が見える夕陽の絶景ポイントになっている。
本州に車で出かけたときには、夕陽が沈む時間に、
この場所に居られるように時間調整をしたこともある。
徳島市内の川内町というところにあった昔の会社の屋上から、
ときどき夕陽が沈むのを、(勤務時間後に)さりげなく見ていた。
吉野川を挟んで反対側に、眉山という有名な(?)山があって、
そこに沈む太陽が良く見えたのである。
いつも同じ場所から夕陽を見ていると、
季節ごとに、沈む場所が違っていて、面白かった。