日本の草原
狭くて、山地が多い日本列島では、
ほんの少しの平らな部分には、人家が建ち並ぶ。
だから、広々とした大草原は、基本的にはない。
しかし、無理やり、過去の写真を探してみると、
こんな感じで、予想外に日本にも草原は残っていた。
世界最大級のカルデラと言われる阿蘇山の周辺には、
広大な草原が広がり、牛が放牧されている。
年に数回は、有名な阿蘇の牛渋滞が起こるようだ。
噴火後、間もないので、森林にならないこともあるが、
人間の力で、毎年3月に行われる野焼きにより、
低木が育たないようだ。
こちらも、有名な大草原であるが、
毎年の草刈りや野焼きが、実験的に行われていると聞く。
一面に咲くニッコウキスゲの時期には、
大勢の観光客が訪れるが、なぜか最近、
遊歩道を離れて写真を撮るおじいさんおばあさんが目立つ。
むしろ、若者たちの方が、ルールを守っているようである。
こちらも、超有名な草原・・・・
というより、湿原である。
直接車で行くことはできないが、よく整備された木道が、
大勢の観光客の侵入を、効果的に防いでいる。
国道のすぐそばに広がる草原であるが、
さすが北海道である。
観光客で一杯になることは、年に数回だけだろう。
北海道と言えば、ここである。
この写真だけ見ると、まるでアフリカのサバンナのようだ。
・・・・行ったことはないが!!
(追記)
この5か所の草原には、ある共通点があります。
何だと思いますか?
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正解は、「草原では、あまりカメムシが見つからない!!」でした。