金色に輝く湖
前回の記事(昆虫の種類数)の中で、
道南MMT(2014)で撮った北海道の景色を紹介した。
ただ、1ヶ所の写真を除いて・・・・
その除いた場所で撮った「ちょっとだけ不思議な写真」を、
さりげなく普通のブログ記事にする??
・・・・
北海道、登別温泉から洞爺湖方面へ抜ける近道が、
オロフレ峠越えの道道2号線である。
曲がりくねった山道を走りながら、
適当な場所に、さりげなく車を停めて、
夕方にしか見られないような虫を探していた。
オロフレ峠のトンネルを抜けた頃、
あたりが薄暗くなって、虫の写真が撮りにくくなってきた。
・・・・
ふと目を上げると、遠くに金色に輝く湖が見えた。
かなり神秘的な・・・息をのむような光景だった。
洞爺湖にしては、真ん中の島(中島)の姿が全然違うし、
最初は、本当に幻の湖かと思った。
よく見ると、光っているのは、洞爺湖の一部で、
中島は右側に山のように見えていたのだ。
多分、洞爺湖の上空は雲が少なく、
夕日が直接、湖面を照らしているのだろう。
私がいる峠付近の上空は、厚い雲が垂れ込めている。
風がなく、湖面が鏡のようになっているので、
これだけ見事に太陽光を反射してるのだと思う。
もちろん、地理的な位置関係と時刻も重要だ。
いったい何個の必要な条件が、完全に一致したのだろうか?
普段の行いの良い私に対して、
運命の神様がご褒美として、
こんな滅多にない(?)景色を見せてくれたのだろう。
・・・その間、ほんの10数分程度だった。
おそらく、この道を何度も通ってる人でも、
こんな景色に遭遇した人は、滅多にいないはずだ。