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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

オオルリボシヤンマ

だんぶり池にという、
とっても綺麗なトンボがいる。

他の人たちが、飛んでいるヤンマを、
実に、見事に撮っているのを見るたびに、
どうやったらあんな風に撮れるのか? といつも思っていた。


その機会は、昨日、さりげなくやってきた。

 

普段は、あまり池周辺の木道を歩くことはないが、
今回偶然にも、だんぶり池の一番端の水たまりに、
瑠璃色のヤンマが、しきりに飛び回っているのに気が付いた。

これは、多分オオルリボシヤンマだろう。

良く見ると、だいたい同じ場所で、ときどきホバリングもしていた。


これは、「大チャンス」ではないか?
早速、カメラを構えて、じっくり待つことに・・・・

もちろん、シャッターは連射、オートフォーカスに設定した。

 

・・・・・・・・


・・・・・・・・・・(その間、約1時間)


・・・・・・・・・・・・

 

そして撮れたのが、この写真である。

前もって白状するが、300枚近く撮って、
9割以上が、ピンボケ写真であった。


これはまさに、デジカメの威力であり、
パソコンで見て、結果的に、この5枚が残ったのである。

⇒ 是非、クリックして大きい画像でご覧ください。

 


オオルリボシヤンマ雄(ヤンマ科)

2011年8月3日 だんぶり池・青森

縄張りを守って、ホバリング中の雄。
この体勢で約2秒間・・・・・

カメラを構えると、一瞬でファインダーから消える。

 


オオルリボシヤンマ雌(ヤンマ科)
 
2011年8月3日 だんぶり池・青森

手前が雌、奥に写っているのが雄である。

決して、合成写真ではない!

 


オオルリボシヤンマ雄(ヤンマ科)
 
2011年8月3日 だんぶり池・青森

あまり躍動感のない写真であるが、
すぐそばにライバルの雄が写っている。

 


オオルリボシヤンマ雌(ヤンマ科)
 
2011年8月3日 だんぶり池・青森

適当な産卵場所を探して、飛び回る雌と、
それを(多分)ガードするかのように、付きそう雄。

 

オオルリボシヤンマ雌(ヤンマ科)
 
2011年8月3日 だんぶり池・青森

産卵中の雌。
どうやら、水中ではなく、
植物の茎に産みつけているようである。

 


というわけで、緊急報告でした。
 

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