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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

光に誘引されたカミキリ②


MMT中に車中泊して、付近の常夜灯を見まわると、
カブトムシやクワガタと一緒に、カミキリも見つかる。

前回に続いて、光に誘引されてきたカミキリ類を紹介したい。

 

 

キタセスジヒメハナカミキリ(カミキリムシ科)

2014年6月5日 矢立峠・秋田

かなり小さいが、よく見ると微妙に綺麗なハナカミキリ。

昔は、Pidonia amentata kurosawai の学名で、
本州北部・北海道亜種とされていたが、
最近(2010年)、Pidonia kurosawai として、
種に昇格(?)したようだ。

いずれにしても、ピドニアは良く見かけるが、
写真だけでは、分類できない!

 

 


多分サビカミキリ(カミキリムシ科)

2014年7月22日 道の駅白沢・群馬

種名の”多分”は、さりげなく写真が不鮮明なので・・・・

左側の多分カメムシも、かなり気になる存在!!!

 

 

 

ノコギリカミキリ(カミキリムシ科)

2014年8月4日 矢立峠・秋田

触角の形状が、まるで鋸の刃のようにギザギザ!!

カミキリらしくない、がっしりした体型で迫力満点だ。

近縁種にニセノコギリカミキリという種がいるが、
あまり多くないようなので、上の子はニセモノではなさそう?

 

 

 

スジマダラモモブトカミキリ(カミキリムシ科)

2014年8月19日 木賊峠・山梨

長い白黒のまだら模様の触角が見事だ。

ただ、体の色と模様は、典型的な保護色なので、
この子が、まばらに白い苔が生えているような樹皮に、
さりげなく静止していたら、誰も見つけられないだろう。

 

 

 

ゴマダラモモブトカミキリ(カミキリムシ科)

2014年8月19日 木賊峠・山梨

この子も、前種同様に、モモ(腿)の部分が膨らんでいる。

ネット情報では、近似種が複数いるようだが、
上翅後半部の黒色帯(斑紋?)が違うようだ。

 


・・・以上、予想外に少なかった「光に誘引された10種」のカミキリでした。

 

     

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